宮島桜花賞阪神G1桜花賞の翌日に優勝戦を迎えましたが、レースはイン岸本隆が枠番抽選のツキを生かして16トップスタートからの見事な先マイで1M、圧倒的1番人気の2号艇高橋勲に付けいる隙を与えず完璧なターンを決めて通算2度目の優勝を飾りました。
道中機力の違いで追い上げ差を詰めたものの、1M何も出来ずに2着に終わった高橋勲は圧倒的な節間成績だったものの、枠番抽選に外れた運の無さが大きく響きました。最大の敗因は間違いなく枠番抽選でした。

江戸川サンケイスポーツ杯優勝戦
雨、波高20cm、北東の向かい風6mという悪条件の中行われた優勝戦は、1号艇中辻崇人がインからコンマ10のトップスタートを決めまして、1Mで早くも独走体勢に持ち込み優勝しました。
2着はBSでは内に福島勇樹、外に竹上真司がいましたが、2Mで福島の引き波を貰った竹上が後退。その内から松村昌子が竹上を抜いて3番手に、更に3周1Mで松村昌子の差しが入って福島に並び、3周2M外膨れた福島に対し、内小回りの松村昌子が突き放し2着に入りました。

かつて江戸川で歌謡ショーを行って観客を酔わせたのは「帰ってこいよ」で知られる松村和子ですが、今日は松村昌子が抜群の波乗りテクで観客を酔わせました。

他場の優勝戦3発
雨、波高1cm、東の向かい風4mという条件で行われた戸田一般戦は4カド矢野素也が捲り一撃狙うも届かずイン吉田弘文が軽々押し切る。3着は2コースから直外占部彰二を張って差した能見稔が道中鈴木敏裕に追い上げられながらも粘って入った。
通算14度目、戸田では2度目の優勝を果たした吉田弘文は今年初優勝、同県同期の桜、平田忠則復帰よりも早く優勝を飾ることができた。

雨、波高3cm、東の追い風3mという条件で行われた多摩川一般戦はイン安藤裕貴が09トップスタートを決めて逃げ切り優勝、2着には2コース差し中村守成が入った。
優出メンバー中、唯一人のA1尾形栄治は枠番と同じ6着。

蒲郡夜桜特別村上純が勝利に一途、純なハートを燃やして07トップスタートからのイン戦を決め、7戦6勝2着1回の純パーフェクトVで通算11度目の優勝を飾った。

若松4日目
今日の吉田稔7R12Rの2回走り。

7Rは5号艇4カド進入も、イン08トップスタートの加藤峻二御大(63)を3コース12スタートの古賀繁輝(18)が一気に捲って先頭突き抜ける。その展開を利してカド差した吉田稔(48)は2着入った。

12Rは節間2度目の1号艇で、そのチャンスを生かして2コース同期久間繁の差しと3コース海老澤泰行の捲りを堪え踏ん張り1着になり、節間2勝目を挙げた。2着は2M全速で握った海老澤。

7Rを制した94期古賀繁輝18歳がイン戦を敢行した11Rは15トップスタートから、5カド5期メン加藤峻二63歳の捲り、4コース45期市川透45歳の差しを退け1着と本日連勝。なんと明日の準優12R1号艇だ。この準優は2号艇吉田稔、3号艇加藤峻二なので明日一番の注目レースだ。
11Rの2着争いは2M差して市川透をリードした加藤御大が2周1Mで一気に突き放して2着になった。