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この開催を見据えて先月から無料競艇BBが開設されたり児島競艇 G1競艇キングカップBlogが開設されたりした岡山県倉敷市児島競艇場児島G1競艇キングカップ
その優勝戦には、吉備団子を食べてパワーアップを果たした準地元作間章(千葉県木更津市)がこの地で桃太郎伝説を打ち立てるべく6号艇で登場。
岡山スピリッツを持つさくまあきらなだけに、例え6号艇でもここは買わなきゃハドソン。
スタート展示は枠なりだったものの本番は2号艇田村隆信がピットで後手を踏んで、3号艇岡山のプリンス平尾崇典が田村と逆に鋭発ピット離れで田村の内に入った勢いで、田村は他艇にもコースを奪われ大外へ。
これで134/562の進入となり、イン濱村芳宏にとっては弟子の田村が直外張り差しで外を止めて楽なイン戦になる筈が、直外がヒラメになって一転不安なイン戦に。
で、ヒラメは3コース辻栄蔵と共に26(辻ちゃんは27)とスタート凹み、4カド08スタートの競艇キング山崎智也にとってはまさに絶好の捲り展開。
そのまま絞って行き、イン19スタートの濱村♂も捲りきって圧勝の優勝
競艇キングらしく、他5艇を圧倒する今年4回目のG1優勝にして18回目のG1優勝(+SG3勝)。

イン捲られた濱村♂がバンビターンで2着に残そうとするも1Mで振込詐欺をやらかし、そこへヒラメと辻ちゃんが突っ込んできて大きくごちゃつくアクシデント。
これによりヒラメはエンストし、何とか航走を続けていた濱村♂は妨害失格。辻ちゃんもこのアクシデントで圏外に去りました。
さて、注目のさくまあきらは5コース07トップスタートから捲り差し狙いも、桃太郎ならではの第六感が働いたか急角度で差しに切り替え難を逃れて2着に入り、2連勝式とはいえ自分の口座にも貢献。優出メンバー中唯一の記念未勝利選手でしたが、準地元とあって今節はホップ・ステップ・ジャンプ放送局な好成績で格下感を全く漂わせませんでした。
実は、さくまあきらはこれが記念2回目の優出で、遂に師匠の石渡鉄兵(記念優出1回)越えを果たしました。
大外発進となった田村は結果大外が幸いしたか、1Mのアクシデント外マイで逃れて3着入線。

さて、児島の1号艇濱村♂は捲られた挙げ句妨害失格になりましたが、G3女子リーグびわこプリンセスカーニバル準優11R1号艇、是政の濱村エクスプレス濱村美鹿子はどうなったでしょうか。
イン22スタートながら、4カド29スタートから捲ってきた松瀬弘美を流れ気味に飛ばしに行って共倒れという展開から、2M切り返しで3着圏内につけた濱村♀は2Mで内からおっつけに行き、2着を走っていた東京支部の仲間阿波連二美子を飛ばして、一気に逆転2着となりましたが、このおっつけが祟って不良航法賞典除外となり優出を逃しました。
ということで、今日は濱村♂&濱村♀共に賞典レースの1号艇インで事故点を増やしました。

3589vs3590G1福岡チャンピオンカップ優勝戦
大相撲九州場所開催記念競走、予選で4人の帰郷と3人のFを出し、座布団が飛び交う大波乱の今節、千秋楽には2号艇と5号艇にG1とは思えぬ地元選手が地の利を生かして乗ってまして、節間未勝利ながら6号艇で優出を果たした70期3589西村勝(記念2勝)もこのメンバーならチャンス有りと見たか2コースへ前付け。
これでイン植木通彦(記念31勝)のスタート勘は狂い、進入は1623/45でしたが、大外のパンイチレーサー吉田弘文が09トップスタート、そして順番に段々畑となっており、イン植木の29が最も遅いスタート。
このスタート隊形から最初に仕掛けたのは、4コースの中里英夫(記念1勝)。
15スタートから捲りに行きますが、3コースの福岡市民藤丸光一(記念0勝)が21スタートながら市民階級の意地で抵抗の先捲り。
これにより、内の植木と西村は引き波に呑まれて圏外に去りますが、藤丸の先捲りは抵抗捲りというよりもはや突進で、艇が那珂川の方向を向いており完全に勝負度外視。
地元ではなぜかファンの多い選手ですが、乗艇能力は完全に一般戦レベルですし、最後機力の違いで中里を追いつめますが、こんな1Mのターンじゃ記念0勝は当然ですね。
結局中里は藤丸を捲りきりますが、この突進により中里の旋回半径は大きくなり、その内を5カド70期3590濱野谷憲吾(記念14勝)と大外吉田弘文(記念0勝)が揃って捲り差し。
コースの差と腕の差で濱野谷が先頭に立ち、そのまま吉田を2着に引き連れて山崎智也と同じく今年4回目のG1優勝
かつて1998年に福岡SG全日本選手権を制した元全日本チャンピオンの濱野谷が、今度は福岡チャンピオンとなりました。
ちなみに濱野谷、今年4つの記念優勝が平和島G1トーキョ−・ベイ・カップ(勝島運河を使用し、福岡と同じく1M側が河口)&G1江戸川大賞(福岡と同じくなかがわ使用)&鳴門G1ダイヤモンドカップ(渦潮のうねり)、そして今回の福岡と、艇界屈指の波巧者らしく全て一癖ある水面です。
今日福岡競艇場には川田久子の替わりに佐々木久子が来場しましたが、西村勝は無我の境地で前付けしたものの全艇に捲られた上に1Mでは引き波の上で若干振り込んでおり結局最下位、植木を道連れにして同期の優勝を進入で微妙にサポートして波乱の影の立役者となったに留まりました。

徳山ボートピア呉徳山開設13周年記念優勝戦
BPクラブ所属ながらミスター36号機平和島との異名をとる野澤大二が22のトップスタートから堂々押し切り圧勝、今年5回目の優勝です。
ベイのファンお待ちかね思い出の平和島SG総理杯再出場はもうすぐのところまで見えてます。
2着には4カドから仕掛けていき、捲る前に野澤が逃げ切っていたものの2Mで2コース順走で併走していた大嶋一也をつけまいで突き放した中村守成が入りました。
2Mで中村のつけまいを貰った上に加藤雅之に差された大嶋ですが、2周1Mで加藤を差し返してSGレーサーの面目は保ちました。
野澤大二