多摩川競艇場の名物レースダブル優勝tvkカップ
優勝戦ファンファーレが1日2回聴けるお得な開催でして、進行も男女交互に行われた予選同様女子→男子の順でsaku saku進むのです。

まず優勝戦(女子の部)は、初日多摩川選抜から定野久恵が脱落して渋田治代が入っただけで残る5人がそのまま優出と、前評判通りのメンバーになりましたが、中でも当地勝率7.41(2連対率60.7%)と圧倒的な当地実績を誇る当地女子王座決定戦覇者海野ゆかりが1号艇で断然ムード。
前回当地参戦日本財団会長賞「是政女王決定戦」でもパットしない仕上がりながらも優出と最低限のノルマは果たしており、パット仕上げた今回は貫禄の1号艇なのです。
そして、イン速攻をあっさり成功させたうんのはバックであっさり独走して貫禄の優勝
実力もさることながら、多摩川のコース適性でも他を圧倒してますから順当でしょう。
2コース順走の濱村美鹿子と3コースからワンテンポ遅らせての差しでバック差し伸びて来た高橋淳美による2着争いは、バックでは濱村先行も差し伸びてきた高橋が艇を並べてきて接戦は2周目まで続きますが、2周2M外全速つけまいで高橋を振り切った地元の濱村が2着。
しかし東京都世田谷区生まれで高校バレーガールズから短大という経歴から平和島デビュー&当地2000年ダブル優勝TVKカップで初優勝を飾った地元濱村は当地勝率6.85(2連対率49.1%)の数字通り、うんのと比べると当地のコース適性で劣るのも事実。だから広島県民ながら多摩川をドル箱にするうんのこそ多摩川を代表する女子選手と自分は見てるんですよね。
表彰式(動画の4:39から)はなんか私服で出席してていい感じですね。

ちなみに自分の舟券はうんのから徳増宏美の2着3着流し3連単と徳増♀の頭でうんの2着の2連単。しかし徳増♀は5カドから捲り差し狙うも間を抜け出せず終わってみればしんがりで外れ。

優勝戦(男子の部)は1号艇勝野竜司がイン08トップスタートから逃げて先頭に立ちまして、4カドから小さく差した石田政吾と大外から差した伊藤雄二(埼玉)が2番手併走。U爺が2着だと舟券が実にウマーとなるところでしたが、が、2MでU爺がなんと勝野相手に突進を敢行。これで両者ふっとんで行き、U爺に突っ張られた勝野はU爺を何とか振り切るもその間にセイゴが「ごっつぁんです」と2艇まとめて差しきり、今節0勝だったセイゴが今節の初勝利を今年3回目の優勝で飾ってしまいました。舟券は勝野の頭しか持ってない
U爺に突っ張られた勝野はまさかの2着で、突っ張っていったU爺は初優出の2コース川尻泰輔(埼玉)と3コース戸田天皇池上裕次(埼玉)にも差されて5番手。
2MでU爺は切り返しからの小回りで戸田天皇を抜き返し、更には川尻にも迫りまして3着接戦に持ち込みますが、3周2Mで内先マイの川尻に突き放されてさいたま同士の3着争いに敗れたU爺は4着。
さて、優勝したセイゴは5コース北岡淳に捲られながらも、北岡の捲りに戸田天皇が飛びついた展開に恵まれ1M小回り差し。更には2MではU爺と勝野がやり合う展開に恵まれごっつぁん差しと、まさに恵まれごっつぁん優勝でした。

表彰式後の記念撮影ですが、ファンの皆様にスマイルを振りまくうんのと無表情なセイゴでまさに好対照。
と、ここまでの分はJLC380ch「水神〜挑戦者の鼓動〜#21:濱村美鹿子(再)」を見ながら書きました。「多分…50%か60%くらい」と2004年当地女子王座を濱村の視点から振り返ったドキュメンタリー、濱村の素顔に迫ったいい番組でした。

江戸川東京スポーツ杯優勝戦

初日江戸川選抜から広島のA1藤井泰治以外の5人が駒を進めました一戦ですが、ポールポシジョンの1号艇は唯一の非選抜組、広島のA2畑和宏でした。
レースは、その畑が2コース片山竜輔の差しと3コース山田竜一のつけまいを貰い、1M出口ではダブルドラゴンに内と外から迫られ接戦も、1着2着しか取っていない成績が示すように畑は機力の違いでBS伸びて軽々2艇を突き放し独走体勢を固めて、2周2Mと3周1Mで若干ばたつくも後続との差は詰まらず、通算4回目の優勝を果たしました。
尚、ダブルドラゴンによる2着争いは2周1M内から先に回った片山が制しました。
◎の松元弥佑紀は4カドから差しに行くも内3艇が早速と回りきった後でして、誰も差せずに結局5着。残念でした。

桐生優勝戦

イン森秋光が27と若干劣勢のスタートながら伸び返し、4カド川北浩貴の捲り差しも5コース石野貴之の捲りもブロックする危なげない逃げを決める圧勝で優勝
2着ですが、森に捲りをブロックされた石野が2Mで大外捲り差しの馬場貴也と2コース順走の三品隆浩を先に行かせての差しで抜け出し2着を取りきりました。
これがデビュー初優出だった93期の馬場貴也(よしや)ですが3番手を走り、2M外全速で同支部の先輩川北を引き波にはめ5番手に転落させるスピード感溢れる走りで3着を取りきり、桐生のファンに馬場貴也ここにありを大きくアピールしました。