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 まあ、メイドグランプリという締まらないレース名ですが東海艇王を決める大一番、常滑G1マーメイドグランプリは今日が準優勝戦。今日は経堂の稲荷でつけめんを食べて、南多摩駅で降りて多摩川をとことこ渡り歩き、西門の閉鎖を眺めつつ到着した多摩川競艇場の併用場外発売でこの東海艇王決戦に参加しました。多摩川競艇場は西門閉鎖で場内が様変わり。ホットコーヒーの無料サービスが無くなってたり1M側自由席が完全に閉鎖されたりしてました反面、場内のモニターが増設されてたり発払機が導入されてたりしました。

ペリカンさん準優10Rは2号艇本日10:00〜10:40限定で西島三郎に改名した西島義則のピット離れがよかった反面、1号艇王者代理山本隆幸のピット離れが悪く、ペリカンさんがインなのに対し、山本は3コース。これで進入は132/564となり、前付けインから気迫の17トップスタートを決めたペリカンさんが1着
優出を争う2着争いは5コースから差した林美憲と3コースから握った王者代理によって争われましたが、2M外全速で王者代理が一歩リードし、2周1Mも王者代理が外全速で2着を確定させました。さすがは王者の代理や!

 表題の準優11Rは124/356の進入となり、場内の喧噪で実況が殆ど聞こえない中での観戦。イン仲口博崇が逃げて先頭、5コース捲り差した辻栄蔵が2番手という体勢で、3コース差し西田靖と2コース順走岡本慎治も辻ちゃんを挟む様に差無く追いかけます。実況は聞こえてないので辻ちゃん飛べ!もしくは西田2着に来い!しか頭の中に無いのです。
で、キルトクール艇の辻ちゃんが2M捌いてがっちり2番手を確保して舟券外れた〜と思ったところで、やっと内4艇集団フライングに気付いてほっとしました。
 これにより辻ちゃんが1着なのですが、2着には何と大外からただ回っただけで最後方でした記念初準優の松尾宣邦が超幸運な繰り上がりで記念初優出を果たしています。ちなみに2連単と単勝以外の賭式は不成立でしたが、成立した賭式も100円戻しでしたのでこのレースで儲かった人はひとりもいません。本来2連単5-6は万舟でしたのでそれが100円になってしまったことにこのレースの破壊力が伺えます。
 ちなみにFタイミングはヒロタカマン+02、オカモト+01、西田(これでF2となってA1ピンチ)&服部幸男先生+03でした。リプレイを見ますと4カド握って流れた服部先生がいち早くFに気付いて服部先生だけが2M手前でいなくなってました。残りの3人も2Mは回りましたが2周1Mまでにはいなくなってます。
 ところが、今日はFで完走したレースがありましてそれが三国G3新鋭リーグヤングヒーロー決定戦5Rです。大外から+05の飛び出しで絞って行くもイン川上剛に飛ばされて5番手だった96期4348宮崎奨(香川)がフライングにもかかわらず最後まで完走(動画)してしまいました。
この宮崎、前半1Rでは4カースカド受けから07のトップスタートを決めて1M差しに構えたところ振り込み落水(選手責任)してまして1日で事故点急増です。

 準優12Rはイン植木通彦がスイスイスーダラダッタスラスラスイスイスイと逃げて1着、3コースから捲り差しのハンドルを入れた佐々木康幸が2着という内容。
 これで優勝戦は以下の枠順となり、

1:艇王 2:ペリカンさん 3:辻ちゃん 4:王者代理 5:佐々木 6:松尾

昨年当地SG笹川賞以来の当地記念制覇が懸かる艇王が人気を集めそうな反面、同じ福岡支部でも松尾が頭で来ると10万舟コース確定ですね。

 
 さて、当日常滑競艇場では10時20分から優勝戦出場者インタビューがありますが、それに先立ちまして10時からりえパパこと15期1781谷川宏之66歳の引退セレモニーが行われます。
通算2653勝(うち記念5勝)の実績を残した「プロペラの巨匠」りえパパの最後のレースは3月21日の常滑半田大賞7R5着でした。42年以上の長い間お疲れ様でした。
娘の1000勝女子レーサー谷川里江は当日若松準優10Rに出場するのですが、優出して父の引退セレモニーにひと花添えたいところですね。もちろんこのレースはりえから買います。

 以下は中日新聞に掲載された記事からの要約です。

66歳“ひげの闘将”引退 競艇界最年長・谷川さん

 「ひげの闘将」「重戦車」の愛称でファンに親しまれてきた競艇界の現役最年長選手谷川宏之さん(66)=愛知県常滑市栄町=が引退した。「体はどこも悪くないし、現役を続ける自信はある。でも、大病をした妻のことが心配」と、全国を転戦する日々から離れる決断をした。
 谷川さんは板前修業、トラック運転手などを経て1963年、競艇選手になった。抜群のエンジン整備力と気力あふれるレース運びで勝ち星を積み上げ、2000年に超一流選手の証しである2500勝を達成した。生涯勝利数は2653勝。娘の里江さん(38)も競艇選手で、“父娘鷹”として競艇界を盛り上げてきた。
 「先に始まった競輪やオートレースの人気に追い付け追い越せで頑張り、超満員のファンの前でレースができるようになったことが何よりの思い出。ファンが『谷川頑張れ』と僕のことを熱烈に応援するのを見て、娘も競艇選手になった」と、全力投球の日々を振り返る。
 引退した森田敏選手の持つ現役最高齢記録68歳3カ月まであと2年に迫っていた。周囲から「同世代のあなたの活躍が心の支え」「もったいない、絶対やめるな」と声を掛けてもらい迷ったが、「決断に悔いはない」と晴れやかな笑顔で話す。
 「ここまでやってこられたのも家族の支えがあったからこそ。妻は今は元気だが、一度はくも膜下出血で倒れ、爆弾を抱える身。今度は僕が身近にいて支えたい」


 70歳まで現役で走るという目標はなりませんでしたが、改めて長い間お疲れ様でした。今後は趣味のゴルフ、将棋、釣りを楽しみつつ夫婦水入らずの生活を楽しんで下さい。ちなみにりえパパの写真は去年の笹川賞を見学に来てた時のものです。
りえパパ


多摩川スプリングカップ3日目

 西門及び1M側スタンド自由席閉鎖後初の開催となる今シリーズ、北東追い風5mで少しざわざわっとしたコンディションの中行われました11Rには4着条件で当確でした長岡茂一が登場。
そしてモイチタンは2コースから捲りに行きますが大きく膨れてノルマギリギリの4番手、ここまでなら問題ありませんでしたがここからが行けません。2Mでもたついて後続の女子2艇に差を詰められて2周1Mで定野久恵に差されてモイチタンは藤井昌子との激しい5着争いになってしまい、SG2勝含む記念13勝を誇る是政の人気者多摩川モイチにとってはまさに想定外の展開になり、ゴールは藤井と2艇殆ど同時だったものの最終的には藤井に敗れて6着というまさかまさかの赤っ恥を晒しました。
 これで優出相手待ちの苦境に立たされたモイチタン、12Rでは2号艇江口晃生と3号艇多羅尾達之と5号艇岡部哲が勝たなければ優出OKの状況でした。ということは完走当確の1号艇滝沢芳行が勝てば問題ないということです。
 ところが、イン17スタートのタッキーに対して3コース19スタートのタラちゃんがフルターンで捲ったぁ!このつけまいが見事に決まってタラちゃんが1着となり勝負駆け成功、モイチタンは前日までの得点率2位からまさかまさかの優出漏れです。
 思えば、前半6Rで3コース18トップスタートから捲りに行きながら2コース25スタートのハゲ新井亨33歳に抵抗された分4カド金平久美子の捲り差しを許して2着になったのは予兆だったのでしょうか。

 さて、優勝戦の枠順ですが内から

1:タッキー 2:坂谷真史 3:佐口達也 4:野添貴裕 5:山川美由紀 6:タラちゃん

です。タッキーは12Rでタラちゃんに捲られましたが、2番手3艇併走のBSで一番外と不利な状態ながら2Mフルターンで内2艇を一気に捲りきって2着を確保して優勝戦1号艇を獲得してます。

【モンキーターン!今日の濱野谷】

15頭立てのJ・G1中山グランドジャンプにポールポシジョンの1番枠で登場した濱野谷憲尚はやはり白ヘマでして15番人気の低評価を遥かに上回った着順だったものの結局はイン速攻決められず6着に敗れ、G1初優勝は今回もおあずけとなりました。
 勝ったのは2番人気の豪州馬カラジ11歳で、カラジは昨年に続いての連覇を達成です。
最後追い込むも首差届かずの2着には白ハマこと白浜雄造が入り、3着には日テレジェニックの広告塔テレジェニックが入りました。

お待たせしました、ここからキルトクールのコーナーです。

中山G1皐月賞キルトクール】

 おヒマなら競馬場に来てよね、と開催最終日の中山競馬場で行われる大一番G1皐月賞。
明日の千葉県は勝馬投票券の投票日ですが、来週の千葉県は衆議院議員千葉7区補欠選挙なので、東葛飾地区に住む有権者の皆さんは棄権せずに千葉の怪物くん太田和美候補(25歳の若さで住之江SG賞金王決定戦優勝歴もある前途洋々な26歳)に必ず投票しましょう。
 と、投票啓発運動したところでキルトクールはフサイチリシャール。デビュー以来唯一の着外が阪神2000mの新馬戦で、今年に入ってからの成績を見ても本質的にマイラー。ここは1番枠でイン速攻図るも、最後の坂でズブズブに差されると見ました。ミスター大盤振る舞いの関口房朗会長の引きを持ってしても同馬主ワンツーまではないでしょう。
 同馬主ワンツーと書きましたが、◎はフサイチリシャールと同じMr.Sekiguchi所有のフサイチジャンク品です。ここまで4戦全勝、若駒S→若葉Sという臨戦過程はかのトウカイテイオーと全く同じ。決して派手な勝ち方じゃないながらもセンス溢れる勝ち方をする辺りも東海帝王を思い起こします。これは東海帝王の再来じゃないかと。
全兄が条件馬タイガーカフェという地味な血統のジャンク品がG1一族のキャプテンベガを始めとする良血馬を打ち負かすというのも浪花節みたいで実によろしいじゃないですか。
未対戦の相手が殆どですが、潜在能力は断然とみて自信の◎です。明日は会長とDT浜田雅功とメガワンダーうっちーこと内田恭子の高笑いを見に中山へ行きましょう。