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 5日間シリーズの下関一般競走、その最後を飾る優勝戦には節間8戦全勝で、9連勝での完全優勝を狙う石渡鉄兵(千葉県市原市)ことおれは江戸川鉄兵が1号艇で登場。
はっきりいって鉄兵ちゃんを止められるのは節間8戦7勝、唯一の敗戦はイン戦で臨むも4コースから捲り差しの鉄兵ちゃんに差されての2着だった直接対決の初日メインシーボー特選だけという2号艇西村勝(さいたま市)のみ。だからオッズは1-2(210円)の次に売れたのが2-1(380円)。
 そしてレースはオッズ通りにマッチレースとなり、インから逃げ込みを図る鉄兵ちゃんと2コースから差し込むまちゃるたんの攻防は、差し伸びて舳先を入れたまちゃるたんが2Mを先制。鉄兵ちゃんの差し返しを振り切り、今年3回目にして通算26回目の優勝は前節若松G3企業杯JR九州ビートル杯争奪戦に続く連続優勝にして準完全優勝です。(^з^)ノシー
 それに対して鉄兵ちゃんはマッチレースに敗れての2着で完全優勝を逃しました…

大村優勝戦

 下関で師匠の鉄兵ちゃんがイン差されて完全優勝を逃した下関から数十分後、1号艇作間章(千葉県木更津市)が大村の優勝戦でイン戦に臨みました。しかし2コースの佐野隆仁に差されてしまい、さくまに舳先を入れた佐野が2Mを先制、さくまはつけまいで応戦するも佐野には届かず、2周1Mでは差して佐野を追い詰めますが惜しくも舳先が入りきらず、2周2M手前で佐野に締め込まれて万事休す。佐野に優勝を持って行かれてしまいました。
 師匠に続いて弟子まで2号艇2コースの選手に差されてイン戦失敗の2着。
師弟揃って優勝ならかっこいい☆
けど、師弟揃って2着じゃ締まらない★

住之江G3企業杯アサヒビールカップ優勝戦

 メッカ初Vを目指す深川真二が1号艇の一戦は123/465の進入から3コースの山本光雄が14のトップスタートを放つも2コースの瓜生正義(メッカ優勝歴1回)が壁になり、ミツオは差しに切り替え。
次に大外から柳沢一が捲り差しを狙って来るもミツオと接触して両者共倒れ。この展開を利して4カド33最下位スタートの亀山高雅が差して来ますが、既に内コースの先行2艇は回りきった後で3番手まで。
 先行2艇の序列ですが瓜生が外を止めての差し順走に徹したこともあり、深川が念願の住之江初優勝(通算では32回)。メチャメチャうれしい住之江初Vの名誉と共に、アサヒスーパードライ一年分を獲得しました。

戸田優勝戦

 スタート展示で2コースに入った4号艇前本泰和が本番でも2コースに入り、進入は142/356。
 そしてスタートは内の2艇が早く、イン07トップスタートの佐藤大介優勝、2コース11スタートから差し順走の前本が2着という順当な結果でした。
 優勝した佐藤大介は通算17回目の優勝ですが、当地勝率5.23で2連対率15.3%の数字が示す様に戸田にはこれまで苦手意識を持っていました。しかし今節は「戸田とは思えない乗りやすさがある」と、好感触の舟足で苦手意識払拭。遂に東のメッカ戸田での初優勝を達成しました。

 尚、敗者戦の5Rで、2コース差しから先頭の中島孝平を含む内コース4艇がフライング。中島は2本目となりましたが、それよりも重要なのはイン差されて3番手だった角ひとみもフライングだったこと。
現時点で角は戸田SG笹川賞補欠1位。しかし、このFで笹川賞はF休みになる公算が高くなりました。よって、補欠1位には今年G1V2と絶好調、戸田では2000年のSG全日本選手権で戸田天皇池上裕次と先頭を争いながら3周1Mで転覆という因縁もある川崎智幸が繰り上がりそうです。ひとみファンには悪いですが、ひとみよりともちゃんをSGで見たい自分にとってこれは非常にうれしい誤算。とはいっても補欠なので出られない可能性の方が高いです。

若松優勝戦

 前付け2コースだった戸田も含めて昼間の優勝戦は全てインと2コースによる決着。そしてここもインから逃げる大平誉史明と2コースから差す福田雅一のマッチレースになりました。
 BS併走も、2Mは大平が締め込みに成功して先マイ。しかし福田がここで差しを入れてHSでも同体が続きます。そして2周1Mは福田雅一が先制しますが、ここで福田のターンが流れたのに対し大平は差し抜けて勝負あり。大平が通算21回目の優勝を達成しました。

 なんというか今日の優勝戦はインと2コースだけを買っていれば当たったようです。大村は裏食った

【明日から尼崎G1競艇名人戦

加藤峻二杯戸田の人気者といえばレース名にまでなってしまう走る人間国宝加藤峻二御大。
その加藤御大の初日は5R1号艇と9R6号艇ですが、モーター2連対率は21位とそこそこなものの前検タイムが44位と冴えず。
 コメントも「普通ぐらいで一緒。」と冴えませんが、この度BOATBoyの編集もやることになったSports@nifty競艇特集の記事「ビバ、名人戦!――前検のピット」によりますと、真っ先に水面に飛び出して試運転を繰り返していたとのこと。なんといっても燃える男ですから機力で測れない走りを見せてくれるでしょう。
 舟券的には、前半5Rは鬼門の1号艇なので手を出せませんが、6号艇の後半9Rは御大から入ってみたいですね。
 りえパパこと谷川宏之さん66歳が惜しまれつつ引退して、64歳の加藤御大は最古参にして最年長になりましたがキリッとてきぱき、そしてシャキーンと悠然ですのでまだまだ体も心もヤングなのです。