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グラチャンビーナス斯波すみれ 過去1年間にSG出場経験が無いと出られない、よってSG未経験選手が物理的に出場できない故にKing of SGとの異名を持つSGグランドチャンピオン決定戦戸田競艇場で今日から開幕。初日ということでもちろん選手紹介ドリーム戦出場選手インタビューがありましたが、今回は特設サイトで51分40秒のノーカット動画が用意されてるので、珍しく仕事を休まなかった自分でもドリ戦インタビューが見られました。
 その中からドリ戦インタビューにおける1号艇上瀧和則早坂英子キャスターの質疑が非常に楽しかったのでここに紹介。()内が早坂キャスターの部分です。

「(おはようございます。)おはようございます。」
「(このグラチャンの舞台、ドリーム戦に乗るという気持ちをお聞かせ下さい)ま、そうですね。まあSGだけはいつも、4倍の力を出そうと思ってるんで。」
「(上瀧選手はまるがめからの転戦となるんですが、この間に気分的にはリフレッシュできましたか?)いやぜんぜん。はい。」
「(あの〜前夜祭で狙っている44号機という話がちょっと出たと思うのですが、同期の烏野選手がひかれましたね。)あ、そうですね、はい。」
「(あの上瀧選手が手にした54号機複勝率30.5%ということなんですが前検での感触いかがでしたか?)ま、人並みです。」
「(あの〜5日目6日目に向けて本体の作業なんかは考えていますか?)多分、やります。」
「(あの今日のドリーム戦までの間にその整備は考えてますか?)はい。」
「(あのプロペラの方なんですが今大会に向けてなにか特別に準備はされていたりしましたか?)いや。何もしてないっす。」
「(昨日は何枚試されましたか?)1枚です。」
「(その1枚に絞ると)わかんないです。」
「(他にも使えそうなプロペラが?)わかんないです。(わかりました。)」
「(ドリーム戦までの間、今日はどんなふうに過ごされますか?)整備します。」
「(ドリーム戦は1号艇です。前夜祭ではもう枠は決まっているといっていました。白いカポックもちろんコースは1コースですね)わかんないです。」
「(ちなみに昨日の特訓の感じピット離れはいかがでしたか?)ピット離れ?はて?やってないからわかんないですよ。」
「(戸田の1コースからの戦いのイメージ、上瀧選手はどうお持ちですか?)あの…ファンの皆さんが思っている通り難しいです。」
「(それでは今大会に向けての意気込みをファンの皆様に向けてお願いします。)一生懸命走って優勝狙います。応援よろしく!」


 と、非常に楽しい問答なのです。ちなみに前検日では「班では一緒ぐらい。起こしの感じは悪くなかった。ペラは使えるの2枚。スタートはインから3本練習した感じ普通。ピット離れは多分いいと思いますよ。」と答えてる上瀧でした。

 ですがレース本番、結局上瀧はインに入って枠なり3vs3。上瀧は18スタートで2コースの松井繁(進入は)上瀧さんがわからないと言うてるからボクもわかりません。」が13トップスタートと王者を壁にしての逃げが期待されましたが、3コースの江口晃生(進入は)ジョーも松井君もわからないと言ってるのでボクもわかりません。」が32と凹んで17スタートの4号艇濱野谷憲吾がインタビュー通りの4カドから想定外の捲り。上瀧は抵抗及ばず空振りに終わり5着でした。
 日頃は差しと捲り差しを多用する濱野谷がらしい優等生問答だったインタビューから一転、らしくない捲りで1着になったドリーム戦の後続は大外から差した平石和男(今節選手代表)が2番手で5コースから捲り差しの山崎智也が3番手と、関東勢が上位を形成。そして2Mで山崎が平石を差して一度は2番手入れ替わりますが平石が2周1M差し返して再逆転、2着争いに競り勝ちました。以下山崎が3着、シエロが4着と関東勢が上位を独占。

 今回の選手宣誓は今節出場の埼玉支部で一番見た目が若い飯島昌弘が初々しく行いました。埼玉支部で今最も乗れてる選手のひとりなだけに走りの方でも期待できますが、6号艇の前半7Rは大外01タッチスタートから果敢な大捲り。届かず3番手だったものの2M全速戦で1号艇西島義則に並び、一進一退の2着争いに。そして2周2M差しに転じた飯島はここで逆転し、3周2Mペリカンさんに差されて0.1秒差まで追い詰められるもリードを守り、不利枠で見事2着に。
 1号艇の後半11Rはインから他艇を捲らせず、4号艇井口佳典の4カド差しも振りきってシリーズ初1着。2戦2連対発進と2日目以降も期待できる滑り出しですね。

 ところで、埼玉支部の明るい話題といえば西村勝と産休中である久子夫人の間に子供が生まれる予定であることを選手紹介で遂に公表。「10月に子どもが生まれるんで、ここでいっぱい稼いで帰りたいと思います。」と気合いが入るまちゃるたんは3号艇1回乗りの10Rで3コース捲り差しから2着に入り、先ずは14万7000円を稼ぎました。

浜名湖SUZUKIスピードカップ優勝戦

 2号艇室田泰史(福井)が2コース捲りでぶっちぎり、福井支部には忘れられない2月26日の津フェニックス賞以来となる通算22回目の優勝
 4号艇はこれがデビュー初優出となる内房一家の96期新鋭若林将が5カド差しから2番手につける健闘を見せましたが、大外から差し続いて3番手の5号艇坂元真一62.9kgが2M突進。51.1kgの若林は重量級の突進になすすべなく4番手に下がり、イン戦失敗4番手も坂元の突進を利して2M差しを決めた1号艇北村征嗣が逆転2着。

若松九州スポーツ杯争奪戦優勝戦

 1号艇三宅爾士(福井)が4号艇後藤正宗の4カド捲り差しを振りきって逃げ切り通算30回目の優勝。2003年6月の三国一般競走で29回目の優勝を挙げてから約4年の足踏みでしたが、ここに区切りのV30達成です。

 若松次節は29日から女子リーグ戦ですが、なんとレース名がG3女子リーグ戦JALカップ。JAL女子王座決定戦と同じくJALの企業杯で一気にタイトルの重みが増しています。但し枠番発表済みのドリーム戦メンバーはかなりしょぼく、内枠2艇の阿波姫コンビを除いて現状の実力はトップレベルには足りないでおじゃるね。

1:淺田千亜希 2:岩崎芳美 3:西村めぐみ 4:濱村美鹿子 5:五反田忍 6:平山智加

 以上がドリメン6人衆でした。しかしスターフライヤーでお馴染み北九州市にある競艇場がJALのタイトル戦とはちょっと意外。

大井G1帝王賞キルトクール】

 ダートの上半期グランドチャンピオン決定戦、帝王賞はいよいよ明日。キルトクールは前売4番人気のフジノウェーブ。前々走まで10連勝の破壊力から人気になってますが、戦績から1200m〜1600m向きと思われる上に前走浦和G3さきたま杯が初重賞挑戦とはいえ4着完敗。JRAの牙城を崩すまでには至らないでしょう。