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 9月1日の土曜日から始まった大村スポーツ報知杯争奪西部発刊10周年記念スタート野郎決定戦は本日が最終日。優出争いとは別に注目だったのは名誉スタート野郎として史上1位タイ通算88本のFを持つ存在ながら、今期F3の重荷からここまで16スタートが最高だった上島久男特攻隊長。
 しかしここを最後に来年2月までお休みになるとあって最終日は封印されてたスタート攻勢を解禁。6号艇の1Rは着順こそ大外捲り差し不発で4着だったものの果敢な07トップスタート。2号艇ながら大外進入の後半7Rでも10のトップスタートを決めてぐいっと捲り一撃。今年最後のレースを白星で飾れそうな展開でしたが一呑みには至らず、2コースの3号艇飯山晃三に伸び返されて2M大村先マイを許し2着。でも、F3の方とは思えぬ果敢な攻撃はさすが永世スタート野郎。ちなみに勝った飯山はイン艇を捲ってるので決まり手は「捲り」です。

 第1回の昨年は1号艇堤昇が00タッチスタートのイン戦で優勝して究極のスタート野郎に決定しレース名にふさわしいフィナーレとなりましたが、今年の優勝戦は1号艇中島孝平がイン09のトップスタートから押し切り燃えて今年は前節平和島夕刊フジ杯に続く4度目、通算では18度目の優勝。今年は地元のG1三国モーターボート大賞を12トップスタートのイン戦で制し記念ウイナーの仲間入りを果たすと共に、G1初優勝の2日後には結婚と、まさにおめでた尽くしな中島孝平に今度は「第2回スタート野郎」の称号が加わりました。
 後続は2コース順走の2号艇齊藤優、3コースからつけ回る3号艇大賀広幸、5コース2番差しの5号艇折下寛法で接戦となりますが、2M全速マイの齊藤優ちゃんと捌いた大賀が抜け出し、2周1Mは切り返した折下を大賀が包んで齊藤優ちゃんが差してで折下を圏外に追いやり、ここで大賀に対し優位に立った齊藤優ちゃんが2着となっております。

江戸川デイリースポーツ杯2日目

 開催2日目のトップレースが始まりました。15トップスタートの4号艇新鶴田文広にいいダッシュがついて絞り捲りからトップに立ちリードをとって1着でゴールイン。さながらジャンボのバックドロップのような豪快な絞り捲りで「おれが新鶴田だ、(しん)つーるーたーオー!」と存在をアピールでございます。

 第2Rが始まりました。初日2走共41スタートで4着だった5号艇小島幸弘がここは飛び出して行きまして、一気の捲りで先頭に立ちますが+02のフライング。捲りで続いた6号艇松本秀樹が繰り上がりの1着です。
 弟子の湯川浩司G1江戸川大賞を制しましたが、師匠は41スタート4着を2本続けた反動でフライングに散りました。

 予断を許さぬ攻防戦が相次いでいます競走水面で初日連勝だった2名のうちのひとり笠井広幸(76期3750)は第4R4号艇で登場して捲り差しから1着ゴールで3連勝。3号艇の後半第12Rは捲り差し流れて連勝ストップも、2Mフルターンで2着に入る活躍。西葛西から無料送迎バスのある江戸川競艇で76期最年長の笠井広幸が好調です。
 初日連勝だったもうひとり吉田健太郎は5号艇1回乗りの第9Rでブイ際を冷静に俊敏に差して1着とし、無傷の3連勝です。

 ところで、2日目は1の頭がたった2本で6の2連対が7本(一覧)と、完全にイン受難の外寄り水面。こういう日の江戸川は、個人的には2周戦以上に難解ですね。あと、日曜から江戸川でも発売される桐生G1赤城雷神杯の初日が金曜日に順延されましたね。江戸川も木曜金曜の開催は怪しそうです。