ブログネタ
競艇ニュース に参加中!
 最初で最後のG1江戸川大賞IN蒲郡は本日12億3702万3800円、節間54億344万8400円の5日目。4日目1Rの1周1Mでターンマークに乗り上げ転覆(動画)した大神康司が4日目を最後に帰郷して今節3人目の帰郷者となりましたが、本日は高橋勲が2走して負傷帰郷しました。ということで江戸川大賞らしく帰郷者の多い開催になりましたが、節間の追配は無いまま最終日を迎える事になります。

 さて、「この後すぐさま後方にはは注目の準優勝戦を控える7月7日の七夕。上空、うっすら雲の方が広がって天の川は臨めそうにありませんが、星を見るなら天の川よりも江戸川。江戸川蒲郡、水面上で艇界の星達をじっくり観察して下さい(動画)。」ということで一般戦8Rの後はいよいよ1つ目の準優勝戦9R。3号艇飯山泰(東京支部)がチルト+3度にしてきたものの6号艇熊谷直樹(東京支部)がチルト+1度で応戦。ですが昨日の9Rと違いクマは飯山やすしをマークせず、進入は124/563。5号艇濱野谷憲吾(東京支部)が10トップスタートを決めるも4号艇平田忠則に引っ掛かったらすかさず差しに構えたのが大正解。2号艇赤岩善生(愛知)がヒラチュウを張ってのつけまいに出たことも有り、差し伸びて2番手。もっとも1着は蒲郡記念初Vを目指す1号艇松井繁でしたが、濱野谷は2周1Mの差しで一瞬追い詰める見せ場を作り歴代江戸川大将の意地を披露。
王者ゴジラ松井

 2つ目の準優勝戦10Rは6号艇川崎智幸が3コースに入り126/345の並び。そして3号艇福来剛(東京支部)が07トップスタートから一気に捲って地元?周年でG1初優出を決める1着ゴルィン。後続は2号艇石川真二(愛知)が1号艇池田浩二(愛知)を叩いて回り2着優出。

 3つ目の準優勝戦11Rは2号艇石渡鉄兵(東京支部74期3716)がピット遅れるもスローに艇を向け、江戸川鉄兵よりピット出よかった4号艇辻栄蔵(74期3719)はダッシュを選択して132/456の並び。そしてシリーズリーダーの1号艇三嶌誠司がすんなり押し切り1着
 後続は差した6号艇鎌田義と外マイの辻ちゃんで接戦になりますが、2M内から先行したカマギーが流れたところを差しきった辻ちゃんが2着となり、江戸川大好きと蒲郡大好きの対決は蒲郡大好きに軍配。


 6日間のロングランシリーズを勝ち抜きましたベスト6強の登場です。さあ始まる水上の格闘技。いよいよファイナル優勝戦の枠順です。

1:三嶌誠司 2:松井繁 3:福来剛 4:石川真二 5:辻栄蔵 6:濱野谷憲吾

 1996年G1蒲郡開場41周年記念特別競走に2000年G1江戸川大賞と、蒲郡と江戸川の両G1を制している元愛知県民三嶌誠司は優勝戦当日が40歳の誕生日。バースデーVで江戸川競艇開設記念と三嶌誠司生誕記念を同時に祝いましょう。
江戸川が蒲郡に来る!江戸川が蒲郡へ行く!


G1下関モーターボート大賞5日目

 江戸川競艇場で併用場外発売中の下関MB大賞。準優勝戦なのにファンファーレがいつもの下関準優ファンファーレでなく通常G1ファンファーレなのが非常に残念なところですが、1つ目の10Rは1234/65の進入から3号艇吉川元浩が捲りに行き、1号艇山崎智也がこれに抵抗した展開を突いて2号艇森永淳が差し、5号艇大峯豊(山口)もドカ遅れ艇を叩いての差しで浮上。BSは両者併走となり、捲り差し届かなかった4号艇今村豊(山口)とイン逃げ出来ない☆山崎智也が3番手併走。
 2Mは今村豊(今節選手代表)が切り返しますが、前を行く大峯が握って先行。しかしここで大峯豊がまさかの振り込みで選手責任転覆(動画)。2艇を行かせた森永が1着になり、2艇を行かせて森永の外を回った山崎智也が2着。

 顔ぶれ的に最もイン信頼度の高いレースだった11R準優勝戦は枠なり3vs3から1号艇瓜生正義(76期3783)がすんなり逃げ切り1着。08トップスタートだった2号艇横西奏恵(76期3774)の差しはバタつき、捲り差した5号艇菊地孝平(チルト+1度)が2着。
 尚、3号艇松本勝也と4号艇松本博昭の松本対決は1Mつけ回った松本勝也(チルト-0.5度)が3着だったのに対し1M菊地に叩かれた松本博昭は6着に敗れ、チルト-0.5度のかつやが年の功を見せています。

 予選1位の1号艇ながら最もイン逃げしづらい番組になってしまった井口佳典12R準優勝戦スタート展示から4号艇太田和美と6号艇福田雅一が積極的に動き、井口は枠を主張して146235の隊形になったものの内3艇は非常に深く、チルト+3度の5号艇阿波勝哉がオッズ急降下。
 本番は5艇がほぼ同じピット離れで井口だけでなく2号艇平尾崇典も枠を主張。ですが和美も回り込んで内3艇は深い起こしに。井口は全く懐が無く、イン逃げはかなり苦しい状態に。そして福田は助走距離を取ったカド受け4コースとなり、優位な起こし位置に。そして阿波はもちろん大外…ではなく、3号艇山口剛が阿波マーク策の大外進入。これで阿波はカド戦になり俄然有利な状況に。
 スリットは井口の02を筆頭に和美08、平目09と内が早かったものの深い起こしでスピードが乗らず、13スタートの阿波があっさり捲り一発決めて1着。下関競艇チルト+3度導入初節の目玉商品がいきなり優出を決めましたが、下関チルト+3度経緯は山口支部副支部長☆3661☆柳瀬興志の競艇選手ブログに詳しく書かれてます。
 さて後続は平目が和美と山口を牽制しつつ井口を叩こうとするもここは井口に踏ん張られて同体。いち早く小回りの福田がBS伸びて2着争いを優位に進め、2Mは福田が井口を張りながら先行。尚、2M差しに行った平目は出口で振り込みよろけてしまい脱落です。これで福田の2着はほぼ確定かに思えたところで3周1M井口の全速戦が福田に迫り、福田は2番手を守ったものの3周2M井口が再び全速戦で福田に挑み、これが見事決まって井口が大逆転2着(動画)。予選1位と18位の機力差もさることながら、井口が競り合いに強い選手というのもありますね。但し、阿波の頭で2連単910円は安すぎです。


 優勝戦は以下の枠番に。

1:瓜生正義 2:森永淳 3:阿波勝哉 4:井口佳典 5:山崎智也 6:菊地孝平

 おそらく124/563の進入でしょうね。準優みたいに前付け艇とマーク艇がいれば阿波の勝機も。とりあえず展示タイム一番時計が阿波が来る絶対要素と言えます。

児島いいことイロイロ16#杯4日目

 100円から抽選対象になるいいことイロイロ16#電投キャンペーンの宣伝を目的とした5日間開催、準優勝戦3個カードの4日目最終12Rは節間オール2連対の小畑実成(今節選手代表)が1号艇で圧倒的な人気を集めた一戦。
 レースは枠なり3vs3の進入から3号艇齋藤和政が捲りに行き、イーグル会長小畑がこれに抵抗して両者絡みついた結果、小畑がエンストで齋藤が沈没(動画)。この展開を突いて差した2号艇麻生慎介1着、2番差しの5号艇黒田誠司が2着、捲り差しも事故の影響でハンドリングがもたついた4号艇吉田慎二郎が3着に入り、2連単は18840円。そして3連単は児島史上最高配当の306060円です。


 優勝戦の枠順はこうなりました。

1:沼田嘉弘 2:作野恒 3:麻生慎介 4:占部彰二 5:深井利寿 6:黒田誠司

 果たして30万舟の余韻は優勝戦まで続くのか?さすがに黒田は苦しいと思いますが、麻生のデビュー初Vはそこそこ可能性ありそう。