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 びわこの王座を決める戦い報知新聞社杯争奪びわこ王座決定戦は本日が最終日。まず4Rでは今節選手代表にして、かつてのびわこ天皇野崎進59歳が1号艇で現役最後の乗艇。
 124/563の進入から6号艇桑原啓が05トップスタート踏み込んで捲りに行きますが、12スタートの2号艇の細川明人が先捲り。野崎は細川に捲られてしまいましたが小回りで残しきり、現役最後のレースは2着でした。
 京都在住滋賀支部の31期2497野崎進は1971年5月15日の津競艇でデビュー。1973年12月の蒲郡戦で初Vを飾り、翌年には早くもG1初参戦。自分が競艇始めた時には既に山田豊守田(中川)俊介がびわこの主力になってましたが、それ以前の滋賀支部を代表する選手として活躍した野崎進は1984年の宮島開設30周年記念でG1初優勝。その後、1991年と1993年の地元びわこの施設改善記念も優勝し、主な戦績はSG2優出、G1優出13回うち優勝3回で、通算1977勝で通算優勝73回の成績を残して艇界を去ります。
 レース後にはかつてのびわこ天皇の功績を称え、引退セレモニーが行われました。約38年間お疲れ様でした。


 優勝戦は枠なり3vs3の進入から4号艇白石健が12トップスタート決めて捲りに行くものの、これを受け止めきった1号艇中岡正彦が押し切り、通算34回目の優勝で第31代びわこ王座位に。
 後続はしらけんに加えて差し順走の2号艇黒崎竜也と差し伸びる6号艇川島圭司(滋賀)の偶数艇トリオによる2番手争いになり、2Mは最内突いてきた川島を包んだ黒崎と差したしらけんの2艇が優勢。しかし川島が切り返して内に潜り込んで2周1Mを先行して一気に主導権を奪い、2周2Mと3周1Mで内突っ込んできた黒崎を軽く捌いた地元川島が野崎進引退記念日に優出2着。

 3月10日から始まるびわこ次節はこれまた由緒あるレース名で、第52回G2秩父宮妃記念杯。結核予防事業協賛である秩父宮妃記念杯は2000年度まで開設記念のレース名(現・びわこ大賞)であり、2001年度から現行のG2戦になっております。最終日の15日にはルミエル・デュ・ソレイユのイリュージョンマジックショーがあるとのこと。