今年で44回目になる伝統の一戦、びわこ新鋭リーグ第4戦関西スポーツ新聞5社杯争奪G3新鋭戦は本日最終日。
 優勝戦は波高7cm北追い風5mのコンディションで行われ、05トップスタートの1号艇峰竜太が2号艇安達裕樹を張りながら逃げようとするも、張られた安達ゆはバランスを崩し、カド捲りを打とうとした4号艇篠崎元志と接触(動画)。アタックされた格好になった篠崎は落水し、安達ゆも大きく遅れをとる形に。
 一方、逃げ独走の形を作りつつあった峰竜太はなんと出口で振り込む痛恨のターンミス。この間に3号艇是澤孝宏(京都)と5号艇平本真之の差しが入り、2番差しの平本が先頭突き抜け今年2回目・通算3回目の優勝。惜しくも初Vならなかった地元是澤が2着。そして峰竜太は同県の6号艇山口高志(佐賀県)との3着争いになり、2M外全速で山口高志を振り切り3着。この結果、3連単50400円で2連単も15260円のダブル万舟という、水面も舟券も波乱の結末となりました。

 次回新鋭リーグ戦は少し間が空いて、5月12日から17日まで芦屋G3新鋭リーグ戦競走第5戦。その次は一転間隔が詰まり、2日後の5月19日から24日まで三国G3新鋭リーグ第6戦ヤングヒーロー決定戦です。

唐津スポーツ報知杯優勝戦

 今節オール2連対にして今節最速タイム1.46.2を2度たたき出す等、「たいへんパワフルな動き。レースの上がりタイム自ら日々更新しています。(動画」と快速ぶりが目立った1号艇荒井輝年(岡山)が最後も枠なり3vs3のインから07トップスタートの速攻で堂々押し切り、絶対負けられない一戦を「初日連勝からスタートし、先頭走ればぶっちぎりのゴール。白星を重ねて9戦6勝。」とぶっちぎったTERUは前走地児島山陽新聞社杯から続く今年2回目・通算38回目・唐津2回目の優勝
 2番手は差し順走の2号艇西島義則と2番差しの4号艇作間章で接戦になるも、2M先行したマーサク選手を差したペリカンさんが2周1M先行して突き放し2着。

【お悔やみ申し上げます】

 今朝、山陽新聞ニュースから衝撃の悲報が発信されました。

岡山県内で死亡事故相次ぐ 岡山、美作市で4件4人

 22日午後から23日未明にかけ、岡山市と美作市で事故が4件相次ぎ、4人が亡くなった。

 22日15時半ごろ、美作市蓮花寺の農道で、同所の西本輝雄さん(84)のトラクターが約2.8メートル下の田に転落。胸を強く打ち出血性ショックで死亡した。

 22日16時45分ごろ、岡山市北区平山の県道交差点で、直進中の倉敷市、男性(69)の乗用車と岡山市北区平山、仁熊哲夫さん(77)の軽トラックが出合い頭に衝突した。仁熊さんは胸などを強く打ち死亡した。

 22日21時55分ごろ、岡山市南区灘崎町西七区の市道交差点で、玉野市八浜町波知、大学生廣畑有香さん(19)のバイクが、同区、会社員男性(19)の乗用車と出合い頭に衝突、廣畑さんは胸などを強く打ち死亡した。

 23日0時ごろ、岡山市南区藤田の国道30号で、横断歩道を歩いていた同灘崎町西紅陽台、ボート選手平子茂さん(51)が、同市中区、アルバイト男性(24)の乗用車にはねられ、全身を強く打ち、死亡した。


 信じられないことに、岡山44期2897平子茂選手が事故死してしまう悲しい事件が。
 オフィシャルニュースによると同選手は、1979年3月に山崎毅第10代名人位らと同期の第44期生として選手登録後同年5月に児島でデビューし、初出走で初1着。その後1982年6月の浜名湖で初優勝を飾るなど約30年の間で全7054走し通算1717勝で通算勝率6.05、41回の優勝を重ねてきた名選手のひとりでもありました。また、岡山支部長を務め上げた後、本年3月までは日本モーターボート選手会の中国地区担当理事に就任して選手会岡山支部の中心的存在として活躍してました。
 個人的には2006年6月常滑さざなみ特別優出4号艇で混戦を制して2着(レース内容)に入った一戦が最も記憶に深いところであります。

 そして最後のレースはつい昨日のことで、浜名湖日本モーターボート選手会会長杯最終日11R選抜戦2号艇5着、最後の1着は同開催初日6Rでした。
 最後の1着がどんなレースだっかかを紹介しますと、6号艇に乗艇した平子選手は134/562の5コースから12のトップスタートを決め、直内の5号艇白石健とインの1号艇沖島広和に抵抗されながらも捲りきる豪快なレース(動画)でした。謹んで故人の冥福をお祈りいたします。