江戸川サンケイスポーツ杯は本日2日目。今節選手代表・昨年11月に千葉から東京に引っ越した鈴木茂正が1号艇の第5Rで逃げ切り通算1100勝を達成。娘さんが女優鈴木理子ということでも有名なしげしげ、父の日に節目の1着ゴールを飾りました。
 めでたい事もありましたが、一方で2号艇平野和明が差して勝った11Rは2番手の1号艇大石和彦(+04)と握って3番手の3号艇長畑友輔(+01)がフライングに散る残念なレースでした。

 ここで本日のピックアップレース。「プロ野球のセパ交流戦も今日で終わりですが、江戸川競艇の全国交流戦、第33回サンケイスポーツ杯シリーズの2日目、レースは最後の一般戦第9Rを迎えています。(動画
 しげしげが6号艇で登場したこのレース、1着は差した4号艇・艇界の鷹加藤高史(埼玉)でしたが、しげしげは1M捲り差しを狙うも間を割れず後方。
 ですが2M最後に回ったしげしげの差しハンドルは2番手グループに接近し、2周1Mの小回りで単独3番手に浮上。2周2Mで前方の1号艇長溝一生の懐に潜り込んで2番手争いに持ち込もうとしますが、ここは惜しくも舳先かからず3番手のまま。3周1Mでは差し戦で舳先をかけようとしますが届かず、ラストチャンスの3周2M。ここで鋭い差しが入ったしげしげは遂に長溝に舳先をかけて完全に同体に持ち込み、決着は写真判定に。惜しくも1/4艇身差届かずの3着でしたが、もう1周あったらと思わせた懸命な追い上げでした。尚、長溝はこのレースを最後に私傷病の為帰郷しました。
江戸川周年堂々見参!!


鳴門G3企業杯オロナミンCカップ競走優勝戦

 愛され続けて44年、元気ハツラツぅ?オロナミンCの企業杯は個人的に鳴門競艇で一番好きな開催。
 シリーズのオーラスは枠なり3vs3の進入から1号艇山崎哲司が06トップスタートの速攻で1Mを先行したのに対し、1M握る構えだった3号艇高濱芳久が振り込んで責任転覆(動画)。
 こんなアクシデントもありましたが、元気ハツラツにぶっちぎった山崎哲司は鳴門3回目・通算13回目の優勝。徳島の皆様の人柄と鳴門わかめが大好きな山崎哲司は副賞のオロナミンC1ケースとSOYJOYバナナ1ケースと男性用化粧品UL・OSセットを獲得しました。
 後続は不利が一番少なかった4号艇山本浩次の差しと、転覆艇に乗り上げた事で艇の角度が変わり、幸運にも絶妙の差しハンドルになった5号艇野長瀬正孝で接戦になりましたが、2M外全速の山本浩次がHSではのながせをややリード。しかしのながせを捲りきるまでには至らず、事故艇付近内側優先の為内にいたのながせが2着。
鳴門名物オロナミンCの巨大看板


常滑レディースカップ優勝戦

 3連単643688票2連単55398票の売上があった優勝戦は枠なり3vs3の進入から1号艇平山智加が14トップスタートの速攻で冷静に押し切り、今年2回目・通算4回目の優勝。次節は7月2日から丸亀G1京極賞ですが、その前の27日土曜日にボートピア名古屋でトークショーを行い、再び愛知県にやってきます。
 優出者インタビューで「よく、最近、あの、平山智加ちゃんと似てるって言われるんですよ。あの、顔も、顔は、まあ、あちらの方がかわいいですけど、あの、心臓というか冷静な気持ちがすごい彼女が似てると思うので。」というコメントをした4号艇寺田千恵が2着に入り、似たもの同士のワンツー。

津グランプリシリーズ第1戦優勝戦+MB大賞情報】

 シリーズ9戦+グランプリファイナル戦の全10戦行われるTSUグランプリシリーズ(特集ページ)。
 開幕戦は枠なり4vs2の進入から1号艇柳沢一が08トップタイスタートを決めて押し切り、2007年G1江戸川モーターボート大賞を含む通算15回目の優勝。08トップタイスタートの6号艇山本英志が捲り差して2着に入り、前走地江戸川本場再開記念から2節連続優出2着。
 以上の様に一枠の柳沢「一」が一着でしたが、二号艇柏野幸二は差し狙うも山本英志に叩かれて引き波にはまり6着大敗。「一」と「二」のワンツーなりませんでした。

 さて、7月11日から始まるG1津モーターボート大賞。昨日BP習志野でパンフレットを手に入れたので、初日に行われる「G1モーターボート大賞メインビジュアルコラボ企画 加藤綾選手トークイベント」を紹介します。

トークショー 7R終了後
サイン入りMB大賞ポスターが当たる抽選会 8R終了後

いつかこの舞台で輝きを放つ。加藤綾熱烈コメント


尼崎センタープール杯争奪ニッカングローリー賞競走優勝戦

 「政治経済、その先行きは実に不透明ですが、それ以上に先が見えないのが、このレースのコース争いです。史上空前の大混戦となりました、第58回ニッカングローリー賞競走優勝戦の開始です。(動画
 果たして、スタート展示は234165の並びでしたが、本番で2号艇廣瀬将亨(兵庫)と3号艇古賀繁輝がスタ展通りのコースに入ろうとしたところに、スタ展大外の5号艇冨好和幸兵庫支部長が「後先?考えてへんわ〜」とばかりに豪快に回り込んでイン水域は廣瀬とほぼ縦列状態。
 最終的に廣瀬よりも起こし位置が深い冨好支部長がインを取り切ったものの、中途半端やちゃらんぽらんといった言葉とは対照的に思い切りのいい硬派な超深イン戦になり、並びは5/23/146。
 そして、4カド進入になった1号艇・新ベイパ福島勇樹王子が09トップスタートから豪快に捲りきり、ポールポシジョンにこだわらずカドを選択した結果が吉と出て、今日と同じ4カド捲りだった5月浜名湖ボートピア岩間5周年記念茨城新聞社杯以来となる今年2回目・通算9回目の優勝。外マイで続いた4号艇林美憲が2着。