ブログネタ
競艇 に参加中!
 東日本大震災被災地支援競走G1戸田ダイヤモンドカップは本日準優勝戦の5日目でしたが、岩手県一関市出身で宮城県名取市在住埼玉支部のSGウィナー中澤和志は2008年6月平和島SG笹川賞以来約3年ぶりの記念戦線復帰で、G1に限れば2007年2月住之江G1太閤賞以来約4年3ヶ月ぶりの復帰戦ながら4位で予選通過。

 その中澤が2号艇だった準優1つ目の10Rは枠なり3vs3の進入から1号艇湯川浩司が1Mを先制し、中澤は差しに行くも外へ流れてしまい、江戸川浩司が1着。
 2着優出を巡る攻防はつけ回った3号艇石渡鉄兵と差した6号艇須藤博倫(今節選手代表)で接戦になりますが、2M内から先行する須藤を江戸川鉄兵が差しきり単独2番手に。
 中澤は2番差しの4号艇中村亮太と4番手を争ってましたが、2Mで中村亮を行かせて捌ききった中澤はHS内から伸びて2番手争いに加わり、単独2番手の江戸川鉄兵が直外の須藤を牽制してかなり外目を航走してる隙を突いて2周1Mを先行。
 江戸川鉄兵は中澤を行かせて捌きますが須藤の2番差しがひろりんと江戸川鉄兵に届き、一転須藤が2番手争いで有利に。
 2周2Mは先行する須藤に江戸川鉄兵の差しと中澤の外全速戦が襲いかかりますが中澤のターンはやや流れてしまったのに対し、江戸川鉄兵の差しは須藤に届いて江戸川鉄兵が再度2番手争いで有利に。
 ですが3周1M先行した江戸川鉄兵のターンはもたつき、須藤と中澤の差しが入りきって江戸川鉄兵は一気に4番手に後退。
 そして埼玉支部同士になった2着争いは先差しの須藤に中澤の2番差しが届き、3周2M中澤が須藤を牽制しながら先行し、中澤和志は大混戦(動画)を制して記念復帰戦でいきなり優出。


 優勝戦で中澤和志はSGVの時と同じ4号艇です。

1:中野次郎 2:魚谷智之 3:湯川浩司 4:中澤和志 5:中島孝平 6:寺田祥

 中澤和志にとってG1以上での優出はSGVの晴れ舞台になった2006年3月の平和島SG総理大臣杯以来で、ここまでの道程はまさに想像を絶する長いトンネルだったと思います。