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 新モーター新ボート初おろし開催にして、江戸川のエースとして長年活躍した39期2763桑原淳一(1956年2月11日生まれ)の引退シリーズになった江戸川の得点率制6日間シリーズJLC杯は本日最終日を迎えました。
 ちなみに昨日から江戸川女王決定戦特設サイトG1江戸川大賞特設サイトが公開されています。

 ラストラン紹介をする前に桑原淳一の経歴を紹介しますと、1975年5月8日に多摩川で初出走、1977年9月6日に江戸川で初優勝を飾り、1985年の江戸川開設30周年記念を筆頭にG1V6と江戸川V10を含む通算優勝回数52回の実績を残しており、最後の優勝は2005年6月の宮島JLC杯競走で、最後の優出は準優での親子対決を制して勝ち上がった先月の多摩川さつき杯でした。

 そして、昨日の5日目1R2号艇で捲りを決めて江戸川200勝を達成した桑原淳一現役最後の1日は2回乗りでした。
 まず「おめでとう桑原選手江戸川200勝」のレース名がついた3R1号艇はイン戦しっかり押し切って江戸川201本目・通算1654本目の1着ゴール。
 続いて「ありがとう桑原選手引退記念」のレース名がついた現役ラストランの8R4号艇はカド26トップタイスタートも同じく26トップタイスタートの3号艇鹿島敏弘が捲りに出たので捲り差しに構えたところ1号艇黒柳浩孝が壁になって行き場を無くしてしまい5着でラストランを終えました。

 また、9R発売中に水神祭、11R選抜戦発売中に引退記念セレモニーが行われました。

 かくして、長年に渡り江戸川のエースとして活躍した桑原淳一が現役を卒業しましたが、日刊スポーツによると当初は4月(多摩川さつき杯)をヘルメットの置き時に考えたそうですが息子の95期4318桑原将光に『江戸川で仕事(江戸川200勝)が残ってるんじゃない?』って言われて引退を少し伸ばしたとの事。
 思い出のレースは「江戸川の30周年を勝てた時と去年の大江戸賞(最終日9R)で将光とワンツーできた時」との事で、地元への愛着と親子の絆をにじませたコメントを寄せてます。

 ちなみにセレモニーには現江戸川エース石渡鉄兵と江戸川鉄兵の愛弟子作間章(江戸川前節スポーツニッポン杯優勝)が花束プレゼンターとして出席しましたが、息子の江戸川王子桑原将光は今日が戸田一般競走前検日の為参加できませんでした。
 ですが桑原将光は日刊スポーツにコメントを寄せており、
 「ラストランを生で見ることはできなかったが、父の背中を追って同じボートレーサーの道を歩んだ将光は感慨深げ。「引退と決まっている節に0台スタートをばんばん決めてた。ホント、すごいと思います。
 将光の大きな夢として、地元・江戸川の周年記念父子制覇がある。それにはA1昇級が先決。「自分で精進していかないと。今節が始まりです。」ときっぱり。東京支部の重鎮として長くファンに愛された父。独り立ちするこれから、将光の新たな勝負が始まる。」
 と、父に追いつき追い越す目標を寄せてました。
 昨年は10月の当地日刊スポーツ杯で初優勝を飾った勢いで12月の前年度JLC杯開局20周年記念で江戸川連続Vを飾り、江戸川ではA1級の実力になった桑原将光にとって目標実現の為には江戸川以外でも強い選手になることです。

2009年江戸川再開記念選手紹介での桑原淳一2011年新春鏡開きであいさつした桑原淳一





 ここからは桑原淳一現役卒業以外の話題。
 優勝戦は4号艇の地元大池佑来が17トップスタート踏み込んで捲りに行きますが、31スタートの1号艇平尾崇典に張られてしまい最後方。
 そして、この展開を突いて捲り差した5号艇坂口周と6号艇武田光史の優勝争いになり、先に捲り差した坂口周が内から押っつけてくる武田光史を2M包んでかわし単独先頭に立ち、江戸川初・通算33回目の優勝
 かくして桑原Finally開催は、金メダリスト野口みずきの先輩にあたる坂口周(宇治山田商業高校陸上部出身)の江戸川初Vで幕を閉じました。

 後続は押っつけ空振りに終わった武田光史が5番手に下がり、平尾崇典がBS3番手の位置から2M差し返しで逆転を狙おうとした所に1M差し不発で4番手だった2号艇の地元桑島和宏が平尾崇典を押っつけながらの差しで一気に2番手浮上。
 桑島和宏は2周1Mややキャビるも平尾崇典の追撃をかわしきって2着を守りました。

 最後に優勝戦以外の出来事。
 6Rの3周1Mで5番手にいた3号艇の地元梅内駿佑が選手責任転覆を喫しました。

唐津B級開運バトル〜オール抽選レース〜優勝戦

 抽選枠番の予選と前後半2走の優出トライアルで覇を競ったB級選手限定の企画開催。
 優勝戦は1235/46の進入から逃げる1号艇佐々木英樹(70期3584)と差す2号艇新藤哲三(70期3588)の70期コンビでトップ併走になりますが、2M両者ラップターンの状態から外握った佐々木英樹が新藤哲三を一気に捲りきって抜け出し、唐津初・2009年6月津JLC杯争奪戦以来となる通算4回目の優勝
 2M捲られた新藤哲三はややバランスを崩し、捲り差して3番手だった4号艇藤山雅弘が2M新藤哲三を差しきって逆転2着。