今日から始まったオールスター競艇SG笹川賞は、第36回にして初めて関門海峡を渡り福岡競艇場で開催。ちなみに過去の笹川賞において最も西で開催されたのは1989年第16回の下関大会です。
 1981年5月26日生まれの86期4075中野次郎が1号艇の1Rは企画レース「ヤングスター対決!!」で、6人全員が4000番台。枠なり3vs3の進入から中野次郎がバースデーゴール目指してのイン戦でしたが、ここは04トップスタート決めた4号艇田口節子(岡山85期4050)がカド捲り一撃で中野次郎を引き波にはめて振り込ませる圧勝劇を見せ1着

 「佐賀県出身、上瀧和則。新人の気持ちでがんばります!」と、選手紹介特設サイトに動画あり)でヤングスター宣言の上瀧和則は1Rに組まれず、6R2号艇1回乗り。進入213/456と、ここがんばってインを取った上瀧は26の一番遅いスタートながら、4号艇寺田祥のカド捲りが膨れた事もあって逃げ切り1着。初日唯一1号艇以外がインを取ったレースが今節最初のイン逃げ決着でした。

 ファン投票ベスト6によるドリーム戦は枠なり3vs3の進入から逃げ込み図る1号艇松井繁に対し、3号艇濱野谷憲吾の捲り差しが入りますが、ガツンと艇をぶつけながら斜行した王者が逃げ切り1着
 王者にぶつけられバランスを崩すも立て直した濱野谷に対し、1M差しから艇を外へ持ち出した4号艇山崎智也が2M外全速で挑み、更に6号艇の鷹戦士吉川元浩(神戸市)が2Mで濱野谷に押っつけますが、吉川を行かせて捌いた濱野谷は山崎の全速戦を受け止めきり、今度は1周1M濱野谷に叩かれ最後方ながらも1周2M差して追い上げた2号艇瓜生正義(福岡)が2周1M濱野谷の内へ潜り込むも濱野谷は外の山崎智也を牽制しつつ瓜生を包みきり2番手死守。
 しかしまだまだ2番手の攻防は続き、2周2Mでは切り返した山崎智也と5号艇井口佳典が濱野谷に対し突っ込んできますが、2艇を柔軟に行かせて捌いた濱野谷がここで抜けだして激しい2着争いを制しました。尚も続いた3番手争いは3周2Mで山崎智也を捲った瓜生が競り勝っております。

津さつき賞初日

 初日の注目レース9Rツッキーわくなりレースは以下のメンバー。

1:今村暢孝 2:大田誠 3:尾崎鉄也 4:大山博美 5:久富政弘 6:花本夏樹

 このレース唯一のA1である今村が1号艇というシード番組でしたが、2vs4の進入から今村は13トップスタートからの速攻戦で期待に応え1着。3カドからつけ回った尾崎が2着に入り2連単260円、3連単1-3-2は1050円という結果でした。