童話ごんぎつね新美南吉を生んだ半田市主催の常滑半田大賞
 最終日の今日は8Rで3号艇熊谷直樹Tokyo bay pirates)が2コース差しを決めて60日のF休み明けだった今節の最終日に通算1500勝達成。セントレアからわずか数キロのとこなめ競艇は千歳市民のクマさんにとって最も行きやすい競艇場のひとつ。そんなアクセス至便の競艇場で、らしからぬ25遅れスタートからの小回り差しとはいえ通算1500勝を達成したのもひとつの縁でしょうね。
 そんなクマさんの最近の話題といえば先週15日の平和島レディースカップ初日12R平和島選抜戦出場者インタビューでインタビュアーを担当した事でしょう。MCクマーのトークは女子選手相手でも実に冴えてます。

 地元から2号艇汐崎正則と4号艇新美進司(いとこは半田の新美恵一)が優出した優勝戦はデビュー初優出の3号艇船岡洋一郎(広島98期4398)が大外に出た124/563の進入。
 そして船岡が04トップスタートから絞るもカドの5号艇野長瀬正孝に引っかかり、のながせは船岡を張りながら愛知コンビを絞っての捲り差しに。06スタートから1Mを先行した1号艇中島友和はのながせの攻撃に焦ったかターン流れ、余裕を持って差しきったのながせが通算52回目の優勝。2着は中島でした。

 ちなみに半田市がとこなめ競艇を主催してるのはかつて市内に半田競艇場があったことから。その半田競艇場は1953年4月4日に愛知県初の競艇を開催しましたが、1959年9月26日の伊勢湾台風で壊滅して廃止の憂き目に。以降はとこなめ競艇の第2施行者として現在に至ります。
 そして半田競艇がまだ開催されていた1959年7月24日にデビューした5期1485加藤峻二御大は齢67にして明日デビュー50周年。
 当日は多摩川G3企業杯サントリーカップ4日目2R3号艇1回乗りですが、当日の多摩川競艇場では11R発売中にデビュー50周年記念イベントを行います。
 ちなみに御大1回乗りの2Rには6号艇・広島のSGウィナー半田幸男60歳や4号艇・愛知の神風特攻隊長上島久男61歳も乗艇する注目の一戦です。
俺達の青春は終らない


びわこサンケイスポーツ杯争奪さざなみ賞優勝戦

 1号艇青木幸太郎(福岡95期4314)にデビュー初Vが懸かったさざなみ賞は3号艇稲田浩二と6号艇烏野賢太が動いた136/245の進入からコータローが01タッチスタートも、イナダスローが18、ウノケンタが22のスタートで壁無しになった上にコータロー自身もアジャスト気味で伸びを欠き、カド11スタートの2号艇今井貴士が一気に捲りきります。
 そして先頭は今井と捲り差した4号艇内山文典の争いになり、今井に舳先ねじこんだ内山が2Mを先行。ですが、ここは今井が差し返して先頭に立ち、今井は今年4回目・通算7回目の優勝
 今井といえば1月の当地G1企業杯共同通信社杯新鋭王座決定戦優出1号艇になったのが記憶に新しいところですが、その時は4カドの2号艇金子拓矢に捲られた展開が響き4着。しかしその後優出メンバーの誰よりも好成績を残した今井はあの時やられた2号艇4カド進入から1M捲り→2M差しの硬軟自在技で遂にびわこ初優勝。