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 1月29日から始まった芦屋G1九州地区選手権競走を皮切りに、鳴門四国地区選手権競走津G1東海地区選手権競走戸田G1関東地区選手権三国G1近畿地区選手権と来て、トリを飾る略して地区選は今年で26回目の住之江報知杯争奪全国地区選抜戦

 全国地区選の大トリを飾る優勝戦は内枠3人が優勝経験ありの東海地区、外枠3人が優勝経験なしの九州地区と3vs3でわかりやすく分かれて進入も内枠2艇がやや深いものの枠なり3vs3。
 そして1号艇坪井康晴(静岡)のターンが膨らみつボインカ帝国崩壊も、捲り差した3号艇新田雄史(三重)と内で粘る2号艇・第14回地区選覇者の大嶋一也(愛知)で上位争いは東海地区が独占(動画)。
 2Mは内の大嶋が先行するも新田の差しが届き2艇併走になり、2周1Mは内の新田が大嶋を張って先行。2M差し遅れたつボイは単独3番手でしたが、2周1Mで新田と大嶋がやり合った隙を突いてつボイが差しきり、3番手からの逆転先頭。
 しかし、2周2M先行したつボイの艇が浮き、ここで差した新田が再び先頭に。SGV2の実績を誇るつボイを差しきった96期やまとチャンプ新田雄史(1985年2月19日生まれの丑年)は今年2回目・通算4回目の優勝

 3日前の津なぎさまち開港4周年記念レースを制した木村光宏(1971年2月16日生まれ)に次ぐバースデーVとなった新田、真弓明信タイガース新監督誕生で沸いてそうな大阪市にある住之江競艇では初優出初優勝の快挙です。ちなみに96期の新田雄史は2005年5月のデビュー(浜名湖アロマジックサービス(株)アロマスーパーアタック初日3R転覆)から約3年9ヶ月での住之江初Vとなりましたが、これは師匠の2008年SG賞金王決定戦覇者井口佳典が住之江初V(2006年G1太閤賞)まで要した期間(約6年4ヶ月)より早い達成です。

 最後に、昨日の12R準優勝戦からは1号艇のつボイと6号艇の宮地孝四朗(福岡)が優出したものの、1523/46の進入からカド捲りで先頭に立ったのはこの2人ではなく4号艇吉本正昭(山口)。しかし、絞った際に吉本は3号艇東健介(岡山)と接触してしまい、ぶつけられた健介は2号艇山本修一(岡山)とも接触して健介転覆(動画)。吉本は妨害失格になり、優勝戦は東海vs九州になったのでした。

平和島府中市長杯優勝戦

 11度目の正直で初V狙う5号艇多羅尾達之(神奈川79期3859)以外はオール東海地区、しかも4名が愛知と恐ろしく地域が偏った今節の終わりは枠なり3vs3の進入スタイルから1号艇平本真之(愛知96期4337)が05トップスタートの速攻で押し切り、元常滑地区スターは昨年4月常滑スプリングカップ以来となる通算2回目の優勝。本日2つの優勝戦は共に東海地区の96期生となりました。
 後続は差し順走の2号艇作野恒(愛知)とつけ回った3号艇大谷直弘(愛知)でラップになり、更に6コースから模範的に差し伸びた6号艇吉田徳夫(愛知)が追いかける形になりましたが、2M作野と大谷で握り合った結果内の作野が抜け出し、1-2-3決着。4着はノリオで、なんと4人乗艇した愛知が上位独占、愛知はええよやっとかめ!とお伝えしておきます。

 ちなみにレース名の平和島競艇主催者東京都府中市は、かつて武蔵国府(同名の広島県府中市は備後国府)があったところですが、優勝戦上位を独占した愛知県の国府は三河国府が豊川市、尾張国府が稲沢市にあったといわれております。そして名鉄名古屋本線には国府駅(三河)も国府宮駅(尾張)もあり、愛知県民以外にはとってもまぎらわしい駅名になっております。