ブログネタ
競艇ニュース に参加中!
 準優3個制5日間シリーズと現モーターを締めくくる鳴門JLCカップ競走優勝戦は以下のメンバー。

1:松尾孝明 2:鈴木博 3:堀本裕也 4:新開文夫 5:鈴木猛 6:中島友和

 2005年11月の当地スポーツニッポン杯競走(当時の優出1号艇は王者)以来の優出になった40期2792松尾孝明52歳が今節予選1位の大活躍で1992年10月以来の優勝を目指しポールポシジョンに座った一戦は、エース機を駆り予選4位の活躍で2004年11月当地サンケイスポーツ杯競走以来の優出を決めた今節選手代表・28期2376新開文夫58歳にとっても2002年9月・くしくも今回と同じレース名浜名湖日本レジャーチャンネルカップ以来の優勝を懸けた一戦になり、4月にG1競艇名人戦競走を控える鳴門競艇にふさわしいシニア対決に。

 進入は142/356の並びです。今、スタートがきられました。2番目に早い20スタートから小回り先行体勢の松尾に対して19トップスタートの新開が果敢な2コース捲り。松尾を捲りきった新開は鈴木博39歳と堀本裕也32歳と鈴木猛35歳の差しを振りきり、2M差して猛追してきた堀本を締めて振りきり、2周1M外全速戦で一気に浮上した鈴木博の攻撃もこらえきり、名人戦に施行者推薦枠で出場予定の地元新開は約6年5ヶ月ぶり通算80回目の優勝で名人戦を前に驚異の大復活(動画)。選考勝率4.07で名人戦に推薦された時は正直何で?と思いましたが、攻撃的な走りでつかんだ今日の優勝には本当に恐れ入りました。


 尚、1Rで大阪102期4514上條嘉嗣19歳がデビュー初1着の水神祭。
 レースは234/516の進入から6号艇渡邉和将が+04のフライングも、02スタートだった直内の1号艇上條は捲りに出て、01スタートの2号艇酒井壽賀夫に抵抗されながらも捲りきり。
 しかし抵抗された分、2コース差しの3号艇八木富重が先頭になり、上條は捲り差しのF艇と2番手併走に。F艇がいなくなって上條は単独2番手になりますが、2周2Mで上條渾身の差しが入って両者同体になり、3周1M内から先行した上條に対し八木の差しはもたつき、上條は80走目にして遂にデビュー初1着(動画)。この水神祭には父の49期3006上條信一も大喜びでしょうね。

日刊スポーツ杯争奪蒲郡大賞典優勝戦

 節間8戦中7戦でイン進入だった6号艇今村暢孝スタート展示でインに入り、本番も回り込みますが1号艇新田智彰が枠を主張して今村暢孝は2コース。そして2号艇村上純は3カドを選択して進入隊形は内2艇が深めの16/2345。
 スタートをきってきました、イン1号艇アアッーと!新田智彰これは際どいぃ!ということで新田はスタート飛び出したものの判定対象になり、1Mターン膨らみながらも先頭集団にいた新田は+01のフライング。残りの5艇は、まず05スタートの村上純は3カドながら捲り差しに行くも10スタートの今村暢孝に張られて消え、エース機55号機で人気を集めた4号艇秋山直之(群馬)は5コース13ネコスタートで1M差すべき場面なのに捲りに行ってしまい、06スタートの3号艇金子拓矢(群馬)に当然張られ、張られた後に捲り差しに切り替えての3着まで。
 そんな中、秋山が強攻策に出た展開にも恵まれた5号艇川上聡介(愛知)が6コースながらブイ際を差して先差しの今村暢孝とFの新田に迫り、2Mは川上が先行。しかし川上のターンは膨れ、ここをズバッと差しきった今村暢孝が昨年12月のJAL男子王座決定戦大村G3企業杯JAL杯競走以来となる通算40回目の優勝

 今節の今村暢孝はドリーム戦の3周2Mで秋山に突進した件で不良航法を取られたものの、前出の様に予選は1つを除いてオールイン。その1つは3日目8Rで、今村相手に枠を主張したのは優勝戦2着の川上(この時はイン戦大失敗の5着)でした。
 そして表彰式では「正直自身有りませんでした。スタート怖いし秋山選手出てるし。」に加え「今年の目標はこれ以上フライングを切らないように。」とスタートに関しては弱気でしたが、3月26日からのG1蒲郡ダイヤモンドカップで再び蒲郡に参戦する事にも触れ、「今度は秋山選手級がいっぱいいるんで負けないようにがんばります。」と今節出場メンバーで今村暢孝の他に唯一蒲郡DC参戦予定な秋山を引き合いに出し、「これからも枠番不利でもジャンジャン前付けに動いて、内側の猛者どもをグイグイとやっつけたい。」と今節同様今後も積極的なコース取りに行く意気込みました。

 余談ですが、今夜は蒲郡の他に若松でもナイター開催(しぶき杯争奪戦3日目)。その若松はなんと12R中10Rで2号艇が1着、残る2Rで3号艇が1着という黒祭りでした(結果一覧)。