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 予選最終日の児島竜王杯争奪戦3日目はデビュー2連勝で児島に旋風を巻き起こした100期新鋭末永由楽が準優勝負駆け。そして前半3Rで大外から狭い艇間を割っての鮮やかな捲り差しを決めインから逃げた渥美敏男の2番手を航走。道中2号艇塚田修二に差を詰められますが2番手を守りきって2着ゴール。後半を待たずして準優当確となりました。
 これで4号艇平田忠則相手に胸を借りる形になった後半11Rは無事故完走でよくなり、それで油断したのか由楽は大外36ドカ遅れスタート。3コース捲り差しで貫禄を見せたヒラチュウと対照的に由楽は遅れ差し届かずの6着
 ともあれ、11Rで無事故完走を果たしたので準優12R4号艇乗艇となりました。1号艇のヒラチュウ、2号艇の鈴木賢一、それに地元の先輩97期山口達也といった面々を相手にデビュー即優出の快挙を実現できるか注目ですね。デビュー即準優は99期水摩敦も成功させてるようにそんなに珍しくないのですが、デビュー即優出となれば81期深井利寿以来とかなり珍しくなります。ちなみに鉄腕DASH戦が売りの山口達也はデビュー2節目が初優出でした。

 ここで竜王杯注目選手である竜戦士の動向ですが、地元片山竜輔準優11R1号艇、前野竜一60.4kgは準優10R3号艇です。

びわこサンケイスポーツ杯争奪さざなみ賞優勝戦

 1号艇勝野竜司が節間9戦7勝2着2回と圧倒的な好成績でここも勝野が勝つのと思われましたが、スタート展示でインを奪った3号艇33期佐久間理が本番でもイン取りに成功し進入は3124/56。ちなみに佐賀県のイン基地佐久間理は寄るさざなみに打ち勝ち、還暦を迎える7月1日からA1に復帰します。
 佐久間はインから09のトップスタートを決めますが、2号艇伊藤宏のつけまいを貰ってお役ご免。そして2コースから差しを狙った勝野はあろうことか艇が浮いてしまい、勝野が負けるの。これで時給90円伊藤宏の優勝かと思わせたところで、ドラゴンズカラーのこの人が。そうです、竜司の代わりに竜太がキタ!ということで1マークの番人として冷静に展開を掴んだ4号艇峰竜太(佐賀県)が竜鯱差しで伊藤宏を捕らえきって通算4度目の優勝を飾りました。過去V3は全て地元唐津だったので今回が遠征での初優勝となります。この後は初めてのSG、住之江SG笹川賞を控える峰竜太ですが、中京3県の朝の友スーパーサタデー(ドラゴンズHOTスタジオ)を前に1日早くスーパーフライデーにしましたね。ドラゴンズも今夜で6連勝とまさに昇り竜ですね。
 伊藤、勝野、そして大外差し伸びた6号艇乙津康志による激しい2着争いは2M乙津が先に回るも2艇に差されHSは内の勝野に中の伊藤、そして外の乙津はやや不利な体勢。しかし2周1M先マイの勝野はマイシロなくやや膨らみ、伊藤と乙津の差しが。勝野はここで乙津かれちゃ〜んとなり2着争いは2艇に絞られ、2周2Mを内の利で先に回った乙津がHS伊藤に舳先を入れさせずに3周1M締め込みに成功し、艇界のインスタントジョンソン乙津康志が逆転の2着ゴール乙津かれちゃ〜んでした。

 尚、びわこ本場で笹川賞の舟券は売りませんが、笹川賞の舟券も売るびわこ専用場外ボートピア京都やわたで公開中継されるSG笹川賞スペシャルプログラムにはさざなみ賞優出5号艇6着の山本光雄白石佳江の出演が決まりました。

住之江新緑きらめき競走優勝戦

 イン26と立ち遅れた1号艇安田政彦(兵庫)ですが、伸び返しから何人たりとも捲らせないとばかりに大きな弧を描いて先マイ。他艇を鮮やかに蹴散らした安田はこれで今年初めて、住之江では2回目、通算では38回目、住之江は約12年3ヶ月ぶりの優勝
 新緑きらめきの6号艇はきらめく94期新鋭稲田浩二(兵庫)が大外から角度鋭い全速差し、2Mは全速ぶん回しと新緑きらめくSmileGreenの若さが光って2着です。