明日以降の賞典に向けての予選最終日だった若松SGオーシャンカップの場外発売をしていた江戸川競艇場では本日、笑点でお馴染み林家木久扇71歳のトークショーが。
 ピットに掲示されてる邦画の看板の話から始まり、なんでも江戸川競艇場が映画看板だらけなのは関東興業社長が青梅市出身で、その青梅市にはキネマ通りがあって青梅市出身の看板絵師久保板観による映画看板が至るところにあるそう。そしてそれを再現したのが江戸川競艇場。
 と、映画看板の話から始まった漫談昭和芸能史は西荻窪の映画少年だった1947年当時の映画館と1951年当時の映画館を語り、当時のチャンバラ劇やチャンバラ俳優の話を当時の俳優(嵐寛寿郎や片岡千恵蔵など)の物まねを混じえながら語り、自分のように当時を知らない世代でも楽しめました。最後は森繁久彌や渥美清の選挙応援演説をものまねで披露して終了。

 ちなみに青梅市の久保板観画伯は1942年生まれ。そして青梅市主催の多摩川G3企業杯サントリーカップ4日目では本日デビュー50周年を迎えた1942年生まれの5期メン加藤峻二御大の50周年記念イベントが無事行われたようです。
林家木久扇の話を聞くぞう


【オーシャンカップ予選最終日】

 中継越しでもわかる程の豪雨で水の色も濁っていた若松競艇のオーシャンカップ。そんな中連勝を決めて予選1位になったのは菊地孝平
 キクちゃんが笑点で着る袴と同じ黄色の勝負服をまとった5号艇の6Rは6コースからズボっと差して1着。3号艇の12Rは3コースから捲り差して1着という内容で賞典レースにトップで進出。
 尚、12Rの3周BSで2番手を走っていた1号艇今垣光太郎が浮遊物を巻き込み失速(動画)。そしてここで一気に追いついた5号艇湯川浩司が3周2M外から先行して逆転2着。3着だったら予選落ちだった湯川は一転予選突破という昇天モードに。

 もうひとつ、ラス前の11Rに焦点を当てると15642/3の進入から2着条件の1号艇濱野谷憲吾が1M先に回るも流れ、2着条件の5号艇角谷健吾の差しと、勝てば予選1位が決定する6号艇白井英治の捲り差しが。
 勢い的には白井の捲り差しが優勢で6-5になりそうな展開でしたが、若干艇が暴れた角谷の艇が白井に接触して両者バランスを崩す格好に(動画)。
 この間に濱野谷が逃げきる恵まれっぽい内容で1着になり、濱野谷は今年のSGで初めて予選突破に成功。対照的に白井は立て直すも差してきた4号艇徳増秀樹間隙を突かれ、2M差し返すも届かず3番手。2周1M→2周2Mつけ回って逆転を狙った白井ですが、2周2Mで振り込んで万事休す。更には3周1Mでも振り込んでしまい5着大敗。ですが菊地、5戦オール2着の重成一人に次ぐ予選3位に踏ん張りました。