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 1608年に藤堂高虎が津藩主として安濃津城に入府してから今年で丁度400年なのを記念して、藤堂高虎公入府400年記念と銘打たれた津競艇の準優3個制6日間シリーズ中日スポーツ高虎杯争奪戦は本日準優勝戦。
 今年3月グランプリファイナル戦津市長賞Vの実績を持つ今節の目玉選手・守田俊介(74期3721)が1号艇に乗艇した1つ目の準優勝戦10Rは142/356の進入隊形から4号艇小松昇司が35と凹み、2号艇勝野竜司(74期3697)が捲り差しに行きますが、勝野の捲り差しは艇が浮き、そのまま1号艇守田と接触した勝野はバランスを崩し、そこに5号艇川添英正が突っ込んで川添はエンスト。
 かくして後方がごちゃつきましたが、守田は勝野と接触した影響も無く先頭独走。差した3号艇岩井範光が2番手を走り、3番手の小松はBS差し伸びる6号艇渡辺豊を2M行かせて捌き、更には岩井に迫るもここは舳先届かず3番手のまま。
 そして2周1M直後のBSは先頭の守田が事故艇の外を回り、2番手の岩井が一瞬事故艇の内を回ろうとするもあわてて外へ移動し、無事全艇が事故艇の外を航走。ところが、3周1M直後のBSで先頭の守田が事故艇の内を航走し、他の艇も釣られて内側を航走。この結果、1番艇、3番艇、4番艇、6番艇、2番艇、失格(動画)。となり、レース不成立。これにより、このレースの売上650万4500円が全返還となり、責任外エンストの川添を除く5人がペナルティで帰郷しました。ちなみに本日の総売上は準優10R不成立と芦屋G1併売の影響もあり、4205万200円に終わってしまいました。
 ところで、前回の6艇失格レースは2006年9月16日の三国JLCカップ3日目5R。当該レースの乗艇こそなかったものの、守田俊介はその開催で優勝戦1号艇3着。そして今回、当事者になってしまいました。

 そんな大アクシデントで残る2つの準優は3着条件になり、実質2個準優制に。11Rは枠なり3vs3から1号艇占部彰二が逃げて1着、順走の2号艇杉江浩明が2着と、2着まではすんなり決着。
 ですが3着争いは混戦となり、2番差しの3号艇松本功と3番差しの5号艇池田雷太と捲り差しの6号艇三瀬譲、更には杉江に張られて外マイの4号艇松下直也でBS接戦。
 2Mは内の雷太が先行するも、差した松本が単独3番手に上がり、外を回った三瀬と雷太で4番手接戦。なお、2M差しを狙った松下なお也(兵庫)はここでバランスを崩し失速。3着争いから脱落しましたが、仮に3着でも待機行動違反で賞典除外でした。
 単独3番手に上がった松本ですが、2周1M2番手浮上狙って杉江におっつけたのが裏目に出てしまい、杉江に包まれ空振りの松本は、雷太と松本の間を割った三瀬に差され4番手に後退。三瀬さんが逆転三着優出。デビュー初Vを飾った2006年6月高虎杯争奪戦以来の優出を再び高虎杯で実現です。

 最後の準優勝戦12Rは枠なり3vs3からシリーズリーダーの1号艇山本光雄(滋賀)が16トップスタートの速攻で堂々押し切り1着。順走の2号艇林恵祐が2着と、ここも上位2艇はすんなり。
 3番手は2番差しの4号艇齋藤勇が優勢も、捲り差し流れて4番手の3号艇江夏満が2M効果的な全速戦で齋藤勇をぺろーんと捲りきって逆転。BS3着争い出っ張った江夏は2周1Mで外を回った際に先行艇の引き波を踏んでしまい、そこを小回りの齋藤勇に詰め寄られますが、2周2Mで齋藤勇を効果的に差して捌き3着確保。3連単1-2-3は460円でした。


 2つの準優から勝ち上がった6人による優勝戦の枠番は以下の通りです。

1:山本光雄 2:占部彰二 3:杉江浩明 4:林恵祐 5:江夏満 6:三瀬譲

 山本と江夏の200勝ワンツーにしてミツオとミツルのみっちぃワンツーで藤堂杯の最後はニコリンコな結果になって欲しいですね。ちなみに藤堂高虎の生まれは滋賀県です。

芦屋G1全日本王座決定戦5日目

 10R準優勝戦は枠なり5vs1の進入から逃げる1号艇鎌田義と差す2号艇木村光宏の一騎打ちになり、2M先行するみっちぃを差し返したカマギーが1着

 11R準優勝戦は5号艇田頭実(今節選手代表)が動き、6月鳴門G3企業杯オロナミンCカップ負傷欠場以来となる休み明けでいきなり予選突破を果たした4号艇徳増秀樹が単騎ガマシに出て12536/4の並び。そして燃える男秀樹が絞りに行き、これに抵抗した1号艇重成一人が艇を伸ばして先行も懐が開き、ずっぽり差した2号艇菊地孝平1着と重成銀行破綻。重成は秀樹の捲り差しとその後の追撃を何とか振りきり2着。ともあれ、ドリーム戦出場組のワンツーです。

 12R準優勝戦は12436/5の並びから1号艇瓜生正義がイン戦押し切り1着。2番差しの3号艇荒井輝年2004年全日本王座位の貫禄で2着。


 筑豊ブラックダイヤモンドのウリ坊が芦屋記念初Vにリーチをかけた優勝戦の枠番です。

1:瓜生正義 2:鎌田義 3:菊地孝平 4:重成一人 5:木村光宏 6:荒井輝年

 ウリ坊断然ムードも、みっちぃの動きが不気味。深インになって捲り艇を張りに行ったところを誰かに差されて2着の可能性もありそうです。ただ、今節ウリ坊が負けたレースがいずれも無理捲りが敗因なだけに捲られる可能性は低そう。仮に捲ってくる艇がいてもウリ坊は必ず飛ばすでしょう。

G1徳山クラウン争奪戦5日目

 高虎杯開催中ながら藤堂みちえキャスターが公開勝利者インタビューを担当したイン受難水面の徳山競艇は本日準優勝戦。前年クラウンの魚谷智之が1号艇で堂々登場の10R準優勝戦は6号艇佐々木康幸が動いて126/345の進入となり、スロー勢がやや深くなってスタートも20台とやや遅れたところを、12スタートの3号艇井口佳典が絞り捲り。そしてこの展開に乗って捲り差したベイスターブルーの4号艇村田修次1着。2着は、内で踏ん張ったぅぉちゃんが2Mを先行するも井口が行かせて差しきり2着確保し、白魚になってしまったぅぉちゃんはまさかの優出漏れです。

 11R準優勝戦は1246/35の進入から6号艇今垣光太郎が42と凹み、09トップスタートの4号艇川崎智幸が内にプレッシャーをかけつつ早々と差し構え。川崎の作戦にまんまとはまったのが2号艇山崎智也で、2コースから無理捲りの山崎は1号艇山口剛と共倒れになって終了。そして、ガッキーのドカ凹みと内枠山コンビ共倒れの展開を突いた3号艇一宮稔弘が捲り差しで突き抜け1着。一宮に捲られるも冷静な小回りで踏ん張った川崎が、1M捲り差し3番手の2M差しから道中追い上げてきた5号艇吉田俊彦の追撃を最終的に3周2M行かせて捌いて2着。

 12R準優勝戦は【男小畑】こと5号艇小畑実成イーグル会長が動いて15/2/346の進入から深い起こしの小畑と1号艇寺田祥がスタート20台とやや遅れ、助走距離たっぷりの3コースから2号艇坪井康晴が一捲り。そしてこの展開を突いて捲り差した3号艇白井英治がつボイを捕らえ2M先行して1着


 イン受難の徳山らしく、波乱の予感漂う優勝戦の枠番です。

1:白井英治 2:一宮稔弘 3:村田修次 4:坪井康晴 5:井口佳典 6:川崎智幸

 いつかはクラウン。といきたいところですが、徳山競艇場から一番近い自動車販売店のネッツトヨタ山口ではあろうことかクラウンを扱ってません。クラウンを売る正規販売店は山口トヨタ自動車です。
夏よりアツい!?熱戦開始!