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 ハイレベルな攻防戦が相次いでいますG1江戸川大賞は準優勝戦を含む開催5日目の競走水面です。一般戦の第6Rでは4号艇石渡鉄兵の捲りで絞られた三号艇三嶌誠司が波にひっかかって転覆(動画)。ミシマさんは負傷帰郷致しまして、今シリーズ6人目の帰郷者になりました。

 江戸川競艇、開設52周年記念江戸川大賞明日の優勝戦進出を懸けての準優勝戦ファーストステージ第10R(南追い風4m波高5cm)が始まりました。インから逃げた予選2位の1号艇湯川浩司がリードをとりまして1着
 後続は2コース順走で2番手の2号艇横澤剛治(82期3956)に対し、3コース握るも3番手だった3号艇は今シリーズ選手代表作間章(82期3966)が切り返しから2M先制致しますが、さくまを行かせて差した横澤が2着。

 準優勝戦セカンドステージ11R(南追い風6m波高10cm)が始まりました。得点率1位の飯島昌弘(2006年G1江戸川モーターボート大賞優勝)が1号艇で事実上の優勝戦だったこの一戦。南寄りのさわやかな風が強くなって参りましたが飯島は江戸川巧者らしく堅実な逃げで押し切り1着。これにより最終を待たずに優勝戦1号艇と2号艇が決まりました。
 後続は捲り差しから伸びてきた5号艇市川哲也が2番手も、2周BSで外目を走っていたテチャーンは内から伸びてきた3号艇渡邉英児を2周2M包んでかわそうとしますが、「市川波にひっかかった!(動画」で5番手に後退。そしてこの展開を突きテチャーンとえいじをまとめて差しきった6号艇松江秀徳が2番手に浮上、江戸川区松江のお隣江戸川区東小松川を流れる中川で松江が記念初優出です。えいじは2号艇山口剛との3着争いを制しましたが優出ならず。自分の優勝者当てクイズはここで中川のもずくに消えてしまいました。

 明日の優勝戦進出を懸けて最後のレースが始まりました。準優勝戦サードステージ12R(南追い風7m波高15cm)です。予選3位の中野次郎多摩川G1関東地区選手権優勝)が1号艇ながら、内枠に全国区のスター選手が集結ということで12Rに組まれたこのレース。実際売上もひときわ大きく1億7103万3800円。
 枠番通りの進入です、6選手スピードがのってきました、12Rスタートしました。2号艇3号艇1号艇も飛び出していった。最初のターンマークに向かっていきます。インから逃げる中野に対し、4カドから捲る4号艇荒井輝年と5コースから差す田中豪が追いかけますが、中野先頭をキープ。2番手田中で東京ワンツー態勢に入るも、スタートは判定中。第2ターンマークで荒井が全速つけまいゴッドハンド輝ターンで田中を捲り2番手に浮上したところで、ピンポンパンポン♪
お知らせ致します。1番2番3番4番、4選手がフライングによる返還欠場となりました。(動画
 なんとなんと1号艇の中野(+03)、2号艇の濱野谷憲吾(+06)、3号艇の山崎智也(+01)、それに4番荒井(+01)までがフライング返還欠場です。かくして2Mで3番手に落ちた田中豪が00タッチスタートの強運もあって恵まれ1着、05スタートの6号艇上平真二が2着です。
 このレースの返還総額は1億7096万3900円、残った売上は単勝1300円と2連単68600円しかなく、最終なので次レースでの再投入もなし。予選3位組なのに好メンバーに目がくらんで売上を見込み最終レースにしたのが完全に裏目に出た大返還です。

 このFにより荒井はG1徳山クラウン争奪戦の後F休み、中野と濱野谷と山崎は蒲郡SGモーターボート記念の後F休みに入り、4人は休み明け後3ヶ月間G1の斡旋が停止になります。
 更に荒井は11月の児島G1競艇キングカップ、濱野谷と中野は9月の多摩川G1ウェイキーカップと11月のG1江戸川モーターボート大賞、山崎は桐生G1赤城雷神杯と、4人共地元のG1に出られなくなる事が決まりました。
 更に更に、江戸川順延の関係で13日が競合開催(併用無し)となったビクトリーチャンネルカップ初日の平和島競艇場(2008年度笹川賞開催決定)にも手痛いダメージ。Tokyo bay pirates特設HP公開初日にしていきなりBP(ベイパイ)クラブ員の濱野谷と中野がFになった上に、濱野谷と山崎は10月3連休に開催される平和島SG全日本選手権当確選手。全国区人気の2人を欠いた状態でSGを開催する事になってしまいました。特にベイパイでもある濱野谷は正月の東京ダービー、3月のSG総理大臣杯と平和島連続優勝中だっただけに主催の府中市も大弱りですね。唯一の救いは、濱野谷も山崎もそれぞれ正月の東京ダービーと群馬ダービーには出られそうなことですね。


 優勝戦のベスト6強が出そろいました。

飯島1号艇 湯川2号艇 田中3号艇 横澤4号艇 上平5号艇 松江6号艇

 「むずかしソー」だと思ってた。「カンタン」だと思ってた。やってみたら、おもしろかった。飯島直子がかつてイメージガールを務めたEBR江戸川競艇で飯島昌弘が江戸川G1連覇を達成し、江戸川昌弘(あきひろ)を襲名します。でも、田中と上平の強運も不気味ですね。特に00で残った特急田中3豪艇。

蒲郡G1オールジャパン竹島特別最終日

 「王者はひとりでいい」がキャッチコピーの中日スポーツ杯争奪オールジャパン竹島特別。不動の主役である王者松井繁は優出こそなりませんでしたが最終日にその存在をフルにアピール。
 6号艇の5Rは3コースに入っての捲り差しで1着、1号艇の11R特別選抜A戦は5号艇上瀧和則が2コースに入ってくる展開にも動じず、深インも伸び返しからの先マイで他艇をシャットアウトし最終日をピンピンで締める1着ゴールイン。功を焦らず得意のイン戦大成功であります。さすがは永世王者や!

 ただ独りの王者が優出しなかったのでキャッチコピーの趣旨からは外れてしまいましたが、ここ数年ドラマティックなファイナルが相次いでおります優勝戦は今年も熱いレースに。肩の力を抜いての4カドダッシュ戦から獰猛なる絞り捲り一撃で1号艇魚谷智之を最後方に沈めた4号艇白井英治が独走ぶっちぎりで優勝のゴルィン。通算32回目にして3つ目の記念Vとなる白井、賞典レースでのイン戦は前日の準優9Rを含めてここ最近悲惨の一語に尽きますが、白枠から解放された白鮫がノンプレッシャーで獰猛な迫力を見せつけました。
 後続は直外5コースから捲り差しの5号艇吉川元浩が2番手も、2コースと3コースから差しで立て直した2号艇服部幸男先生と3号艇烏野賢太がじわじわ接近。そして2M烏野が吉川におっつけて行き、そこを服部先生が差す展開となり、HSは烏野がややリード。次いで2周1Mは内に潜り込んだ吉川が先制も、烏野が差してBSは烏野吉川ラップ態勢。次いで2周2Mは服部先生が烏野におっつけて行き、そこを吉川が差してHSは吉川リードも、3周1Mインに切り返しから服部先生が天敵?吉川に突進!この因縁対決で展開ぽっかりぃ!差しハンドルの烏野が単独2番手に上がり、3周2M服部先生の鋭い斬り込みも振りきった烏野が2着のゴルィン。

 尚、表彰式ではクールビズの蒲郡市長が2008年SGオーシャンカップの開催を発表するサプライズもありました。

宮島日本財団会長杯優勝戦

 ボートピア習志野で場外発売、日本財団会長賞50万円を含む高額賞金レースながら一号艇が廣中良一、2号艇が秋元誠、6号艇が大澤大夢と来期B級の優勝未経験選手が3人も乗艇した夢の初優勝決定戦みたいな優勝戦は、枠の利と百点満点に仕上げた足を生かした廣中が3号艇はSGウィナー長岡茂一の3コース差しをあっさり振りきって、堂々たるイン戦で遂に初優勝。水神祭(動画の6分過ぎ)の祝福を受けました。
 14度目の優出で遂に初優勝となった79期廣中「良一」の次節は22日から夢の初優勝W決定戦マンスリーKYOTEI杯。これまでは大会前に優勝すると参加資格を失いましたが、今回初Vを飾った場合は女子戦(優勝経験者)にエントリーされて女子と一緒に走るらしいです。

芦屋G3新鋭リーグ戦優勝戦

 奇数艇佐賀vs偶数艇福岡の3vs3ガチンコ対決となった優勝戦は1号艇峰竜太(佐賀)が4号艇今井貴士(福岡)の4カド差しを振りきって通算5回目の優勝住之江SG笹川賞で早くもSGを経験した95期峰竜太、次に目指すは来年の芦屋SGグランドチャンピオン決定戦でしょうか。
 94期今井は2Mでもたつき、そこに5コース捲り差し不発で後方5番手だった5号艇は94期チャンプ古賀繁輝(佐賀)が激突(動画)。うまい具合の突進になって推進力が付いた古賀が一気に2番手に上がりました。三コース戦も直内2コースの2号艇長野壮志郎(福岡)に飛ばされ最後方だった三号艇三井所尊春(佐賀)は2M小回り好ハンドルで長野と3番手争い。そして2周1Mで長野が2番手浮上を狙い突っ込んでの先マイ不発に終わった内を差したミーショが三着に入って奇数艇トリオの佐賀県トリオが上位を独占しました。

福岡九州スポーツ杯争奪戦優勝戦

 1号艇佐々木康幸がインから押し切り福岡2回目、通算24回目の優勝。4コース差した4号艇池本輝明(59期3282)が2番手も、2コースからの捲り流れて3番手だった2号艇渡邊伸太郎(59期3284)が2M全速戦で逆転。2周1M締め込んで先に回った渡邊伸太郎が同期対決となった2着争いを制しました。
 尚、江戸川大賞になぜか呼ばれてなかったベイパイメンバーの5号艇齊藤仁江戸川京葉賞優勝)は大外単騎進入から捲り差しを狙いますが、3コースでもたついていた3号艇黒崎竜也の上に交尾(動画)するみたいな感じで乗っかってしまい5着でした。

【2008年度SG及び全国発売G1開催地決定】

 本日各スポーツ紙のサイトで発表されて、以下のように決まりました。

(SG)
笹川賞(5月27日〜6月1日・平和島)
グランドチャンピオン決定戦(6月24〜29日・芦屋)
オーシャンカップ(7月22日〜27日・蒲郡)
モーターボート記念(8月26日〜31日・若松)
全日本選手権(10月8日〜13日・丸亀)
競艇王チャレンジカップ(11月25〜30日・浜名湖)
賞金王決定戦(12月18〜23日・住之江)
総理大臣杯(2009年3月17日〜22日・多摩川)
(全国発売G1)
競艇名人戦(4月5日〜20日・宮島)
共同通信社杯新鋭王座決定戦(2009年1月20日〜25日・琵琶湖)
女子王座決定戦(3月3〜8日・尼崎)

 浜名湖が2年連続でチャレカを開催。そして平和島総理杯でFに散った艇王植木通彦のSG復帰戦になりそうな笹川賞はドラマティックに平和島です。ナイターSGは3場ローテーションの法則通り順当でしたね。